ママコナ:飯子菜(飯粒付きの花) 2010-10-19 07:15:21 | 植物観察1日1題 宝塚西谷の森公園で見かけたママコナ:飯子菜(ゴマノハグサ科ママコナ属)です。 山地のやや乾いた林下に生える半寄生の1年草で、高さは30~50cm、長さ2~8㎝の長卵形の葉を対生します。 7~9月、紅紫色の唇形花をつけます。下唇の内側に白い隆起が2個並んでいるのを飯粒にみたててこの名があるといわれていますが、未熟な種子が米粒に似ているからという説もあるそうです。 ママコナの花序の苞には長くとがった鋸歯があることで、ミヤマママコナ、シコクママコナなどと区別されます。(写真:花の上部)