栂池自然園の木道脇のところどころに赤い実をつけた草が霜枯れた林床に彩を添えています。
ゴゼンタチバナ:御前橘(ミズキ科ミズキ属)です。
亜高山の針葉樹林下か高山帯野ハイマツの下などに生える高さ10cmほどの多年草です。
夏、白色の4個の花弁に見える総苞をもつ花をつけますが、花がつき、果実が生るのは輪生状に6個の葉をつけている茎で、葉が4枚の茎には花も実もつきません。花や実をつけるには充分な成長と栄養の蓄積が必要ということでしょう。
はめ込みの花の写真は昨年同じところで撮影したものです。いずれも6枚の葉がついていることがお分かりになると思います。
和名は最初に発見されたのが白山の御前峰で、タチバナは果実の形をなぞらえてつけられたといいます。
ゴゼンタチバナ:御前橘(ミズキ科ミズキ属)です。
亜高山の針葉樹林下か高山帯野ハイマツの下などに生える高さ10cmほどの多年草です。
夏、白色の4個の花弁に見える総苞をもつ花をつけますが、花がつき、果実が生るのは輪生状に6個の葉をつけている茎で、葉が4枚の茎には花も実もつきません。花や実をつけるには充分な成長と栄養の蓄積が必要ということでしょう。
はめ込みの花の写真は昨年同じところで撮影したものです。いずれも6枚の葉がついていることがお分かりになると思います。
和名は最初に発見されたのが白山の御前峰で、タチバナは果実の形をなぞらえてつけられたといいます。