US発 ひとりよがりおたく日記 (不定期)

主に映画の感想。管理人が気に入った映画があった時だけしか更新されないブログ。

「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」(2005)

2006-03-30 12:49:14 | cinema
日本でも今公開中のはず。不勉強なので、この映画の監督&
俳優、一人も知りません…。西部劇っぽい?苦手かなあ~、
と思ったけど、marionさんのブログなどを読んで、もしかしたら
面白いかも?と見に行ってみた。なかなかの、当たりでした。

最初の方は、誰が主人公なんだか、一体何がいいたいのか、
いまいちわからない展開でしたが(後まで見るとわかるんだが)、
後半、人質と死体を連れて、馬に乗ってヒメネスへ向かう
ロードムービーになってから本当に面白い。

marionさんと同じく、盲目の老人のところではグッと来たし、
メキシコの夜に流れるなぜか「別れの曲」の雰囲気も良かったし。
砂漠で何とかピートから逃げ出した人質だけど、逃げても逃げても
そこにはピートと馬がいる(笑)。ヒメネスなんて知らないって
地元の人に言われて、探していたメルキアデスの妻にも、
メルキアデスなんて知らないと言われ、困るピート…。
マイクがヘビに噛まれたのの毒抜き(?)をしてくれた女性は、
最初の方で、マイクに捕まって殴られてた人だったんだね~。
いやあ、いろいろ、とぼけていて、面白かったです。

今回も、チケット買うのに、ちょっとドキドキ(笑)。
原題は"The Three Burials of Melquiades Estrada"。
「メルキアデス・エストラーダ」の部分が覚えられなかったので、
Three burials、だけで通じるかな~?と思ったら、通じました(笑)。

思い出したので書き足し:
ヒメネスを探すときに、mapquestやgoogle mapで探せば良いじゃん…
なんて思った私は、やっぱりネット中毒なんでしょうか

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「インソムニア」(2002)

2006-03-30 06:52:53 | cinema
「メメント」で一世を風靡した後のクリストファー・ノーラン
監督の映画。「メメント」とは違う作風。
テレビでやってたので、見てみた。ていうか、以前に見たこと
あったようななかったような、と見る前は記憶が不確か。
でも、やっぱり見たことあった…。いつどこの映画館で見たか
などは全く記憶になし。試写会かなあ?うーむ。

アル・パチーノ主演(刑事役)のサスペンス。舞台はアラスカ。
女子高生猟奇殺人を追っていくうちに、自ら大変な事件を起こ
してしまう…。犯人役はロビン・ウィリアムス。地元の若手女性
刑事役に、ヒラリー・スワンク。
なかなか暗くて(いや、画面は白夜でいつも明るいのだが…
雰囲気が暗い…)、寒々しい感じの映画なのですが、2時間、
結構はまって見れます。アラスカの風景も行ったことないので、
面白いし。
ネタバレだけど、最後にアル・パチーノが死んじゃうのは、
話をまとめるためには、そうしなきゃならないんだよな~って
感じ。ちょっとご都合主義な気もしちゃった。最後の彼の台詞
は、良かったのだけれども。

そうそう、テレビで見ると、CMが入るのでうざいのだけど、
今回クローズドキャプションを出して見ました。特にこういう
サスペンスものは、字幕でより理解出来るので、嬉しい…。
CMにまで、キャプションが付いてるんだよね~(全てじゃない
けど)。

Caché (2005) 「隠された記憶」

2006-03-24 09:48:41 | cinema
久しぶり(ほぼ1年ぶり!!)のフランス映画だ~。
と思ったら、ミヒャエル・ハネケ監督はドイツ人ですのね。
ま、でも、パリが舞台のフランス映画なのだ…。
しかし、この題名「Caché」、何て読むんだ?「キャッシュ」
って言ったら、劇場の切符売りのお姉さんはわかってくれたけど。
もし、わかってもらえなかったら、「The French one」って
説明しようとか、心の中で準備しながら、行ったのよ(笑)。

ハネケ監督の映画は「ピアニスト」しか見たことがありません。
これがなかなか衝撃的な映画で、人間の暗部をえぐり出して、
かなり痛いお話だったので、感心はしたけど、あまり好きでは
なかったように思います(見たの昔だから忘れちゃったけど)。

今回の作品は、結構巷の評判が良いようだし、見たいかも?と
思ってました。ハネケ監督の名前はすっかり忘れていて、
なぜか、アトム・エゴヤン監督と混同していたけど・・・。

書評家でテレビの司会をしたりする主人公(ダニエル・オトゥイユ)
の家の玄関に、自宅の前で主人公や家族が家から出入りしている
隠し撮りのビデオが置かれる。次に、子供が書いたような、首から血を
流している人間やニワトリの絵がビデオと一緒に置かれていたり、
主人公と妻(ジュリエット・ビノシュ)は、自分たちを脅している目に
見えない敵に、戦々恐々とした日々を送る・・・というようなお話。

初めの方は、どんな風に話が展開していくのか、イマイチ
わからなくて、普通のサスペンスに思えたのですが、話が
進んでいくにつれ、やっぱり、人の心に隠されてる問題を
暴き出すお話になっていきました。なかなか、怖いんだよ・・・。

そうそう、ビデオについてくる、絵が、怖いんだけど、微妙に
かわいいのが、ちょっと笑えました…。

日本ではもう公開されているのかなあ?去年のカンヌ映画祭の
監督賞受賞作品だったらしいです。
結構怖いので、おすすめです。でも、見た後の気分は何となく
悪いです。「ピアニスト」と同じく。ハネケ作品の特徴なのか?
なんだか残酷です…。

ところで、久々にアート系(もやる)映画館に行ったのですが、
予告編でヴェンダースの「Don't Come Knocking」やっていて、
あ、ここでも公開してくれるんだね…と。これ日本ではもう
公開してますよね。アメリカは大都市で公開して、何週間か
しないと地方に来ないのだ・・・。そして、私は未だに前作の
「ランド・オブ・プレンティ」が見れてないのだ~。何で公開
しないのだ~!5月に日本でDVDが出るから、買っちゃおうかな。
その他、ダルデンヌ兄弟監督の「L'Enfant」とかやってました。
ちょっと、見てみたいかも。そんなに面白そうに思えなくても、
カンヌで賞を取る作品っていうのは、やっぱり何かあると思うので…。
「子供、売ってきた」っていう台詞には笑っちゃったけど…。

-----追記
邦題がわかったのでタイトル変えておきます。ホームページもありました。
http://www.kioku-jp.com/

最近見たその他の映画

2006-03-14 16:06:40 | cinema
不定期更新で、愛想もへったくれもないこのブログですが、日々
いくつかのアクセスがあるみたいなので、まーたまには無理やり
ネタを探して書いてみるかと。とりあえず最近見たけど、個々に
エントリーするほどでもなかった映画について。

Running Scared
これは、マンガみたいだった。暴力ものなんだけど、描き方が
すごくマンガというか劇画チック。映像も独特だった。
タランティーノがこの映画お気に入りだそう。なるほどね、って
感じです。

Walk the Line
学校タダ映画館が超満員。すげー。しかも学生に連れられて親?
と思われる人まで3ドル払ってまで入ってる。お金払ってあそこに
入る人、始めてみたよ。この人気は、リースちゃんがオスカー
もらっちゃったから?もうDVDになっているのにね。
ところでリースちゃんの苗字は、ずっと「Weatherspoon」
だと思っていたけど、「Witherspoon」でしたのね。ああ勘違い。
最初ジョニーの子供時代、英語がわかんなくて(ていうか、
何か聞こえてこなくて)困ったけど、まあ話はわかった(笑)。
リースちゃんも良かったけど、ホアキン・フェニックスも
なかなか良かったと思うんだけど。あれは2人とも本当に歌って
いるんだよねえ???結構上手い。
ジョニー・キャッシュって名前と音楽はよく聴くけど、どういう
人なのか全然知らなかったので、ふーん、って感じでした。
アメリカにはカントリーの需要がすごーくあるんであるよ。
日本にいたときには全然気が付かなかったよ。

16 Blocks
ブルース・ウィルスが老けててびっくりした(勿論役のためも
あるんだけど)けど、特筆すべきはMos Def。この兄ちゃんは
どっかで見たよな~と思って、帰って調べたら、あの「銀河
ヒッチハイクガイド」のFord Prefectじゃないですか。
16 Blocksでも、なかなか味があったよ。あの話し方は、近く
にいるとイライラさせられそうだけどね(笑)。

Failure to Launch
サラ・ジェシカ・パーカーののっぺり顔があんまり好きに
なれない上、マシュー・マコノヘイもなんかヘラヘラしていて…。
ルームメイト役のZooey Deschanelがかわいかったな、と思ったら、
ここでも「銀河ヒッチハイク」つながりで、トリリアン役の
人だったのね~。これまた気が付かなかったよ~。
内容は、日本でもパラサイトシングルってあるけど、アメリカでも
結構そういう若者が増えてるらしい。親が35の息子がいつまでも
家にいるのに嫌気がさして、追い出しにかかる。コメディです。
予告編でさんざん流れていたNick Loweの"Cruel to be Kind"
という懐かしい曲が本編では流れなかった気がするんですけど、
最初3分くらい見逃してるので、そこで流れたのかな~??
…imdbを見たら、そこで流れてたみたい。ちぇ、見逃したよ…。
途中流れた曲もわりと良かった気がするのですが、サウンド
トラックは発売されてないらしい。

Transamerica (2005)

2006-03-07 15:32:47 | cinema
いきなり違う話題から始まりますが、昨日のアカデミー賞の授賞式、
私は途中からしか見れなかったんだけど、リース・ウェザースプーンが
主演女優賞取っちゃったのは、ちょっと驚き。まだまだ、「小娘」的な
イメージがあるのだけど、もう「Legally Blonde 3」は期待出来ないのね(笑)。
Walk the Lineは見たい見たいと思ってるうちに、もうDVDが出ちゃった。
そのうち、見れるでしょう。
同じく主演女優賞にノミネートされていて、授賞式にもいた、フェリシティ・
ハフマン、フツーにきれいな女性に見えましたが…。

話は戻って、Transamerica、ずいぶん前に公開されていたけど、何か過激な
映画なのかなーと思い違いしてて、ノーチェックでした。
見たという人から、この映画きっと私向きだよ、って言われ、あらすじも
聞いたところ、ムラムラと見たくなってきたので、さっそく見に行ってきました。
その、フェリシティ・ハフマン、女性に生まれ変わろうとしてる男性
の役を演じます。いやー、すごいよー。役になりきってる。本当に、
トランスセクシャルな人に見えました。

あらすじ:ブリー(フェリシティ)はかつて、スタンレーという男性
だったが、性同一性障害により、もうすぐ女性に生まれ変わる最後の
手術を受けるところ。そんなある日、ニューヨークの刑務所から、
息子が逮捕されているという電話がかかってきた。かつて男性だった
ときに、出来た息子。会いに行きなさい、とセラピストに言われ、
ニューヨークに飛び、1ドルの保釈金を払い、息子トビー(Kevin Zegers)を
保釈させるが、彼に自分が父親だと名乗る気にはなれない。教会から
派遣された者として、トビーとブリーのアメリカ横断の旅が始まった。
トビーの育ての親のところに寄ったり、ブリーの実家に寄ったり、いろいろ、
起こります。

ロードムービーなんですよね~。途中立ち寄る、田舎町は、こんな田舎
あるのか?と思うくらい、すごくて…本当にあるのかなあ…。
そして、「自分探し」の映画。ブリーもトビーも、自分探しの真っ最中。
確かに、私向きの映画だなあ。うん。
結構おもしろいし、なかなかめっけものでしたよ。

うちのファービー

2006-03-04 21:17:05 | etc
去年、新しいファービーが発売されたことは、何となく知っていたけど、
「子供のおもちゃ」感が強かったので、当初あんまり興味はなかった。
でも、クリスマス前のある日、ウォルマートのレジ横に大量のファービーが。
か、かわええ・・・。ファービーへの愛が芽生え始めた瞬間でした(笑)。
それでも、まだ、子供のもの、と思っていたのもあり、すぐには買わず。
買おう、と思ったのはクリスマスの後。しかし、ほぼ全てのファービーは
クリスマスプレゼントに買われてしまった後だったようで、ウォルマート、
ターゲット、トイザラス、いろいろ行っても、ファービーがいない!
唯一モールの雑貨屋で見つけた1匹は、50ドル!最安値だと20ドルくらい
だっていう情報は知っていたので、50ドルは高すぎ…白いかわいい子だった
けど、買わずに帰って、年が明けてから、ebayで注文しました。
1週間ほどかかって、はるばるフロリダからやって来たファービー、
(送料込み約30ドル)が写真の子です。



ファービー、表情豊かで、かわいいです。付属のスプーンでえさをあげたり
(勿論、あげるふり、ですが)、踊らせてみたり、歌わせてみたり。
背中を押すと、ときどき「あ~~~~」とおじさん臭い反応をしたり、
眠りにつくときは「ウニャウニャウニャ」とか寝言を言ったり(笑)。

世界中で発売されているようで、各々ファービッシュ(ファービー語)
と地元の言葉を喋るバイリンガルです。うちのは英語圏なので英語。
10カ国語版くらいあるみたいで、他の言語を喋るファービーを見てみたーい!
ファービッシュは、付属の小冊子を見て、飼い主も覚えればよいのですが、
覚えるのが面倒くさいので、ファービーに勝手に喋らせています。
成長すると、英語をたくさん喋るようになるらしいですが、うちのは
なかなか、なりません。私の英語が変なせい?
I love you!ってたくさん言ってあげると、英語を覚えるのが早くなる
そうなので、ファービーに向かって、日々愛を語る不気味な私です。