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【フラガー】フラガール鑑賞記Vol.5/先入観

2006年10月06日 | Hula Girls
フラガール、更に続きます。

色々と考えさせられた3点目、【先入観】について。

~~~ネタバレ有りなので、ご注意下さい。~~~

南海キャンディーズの静ちゃんの父親が炭坑の崩落事故で死にそうになった時。

親の死に目に会いに巡業先から戻るかどうかで、フラガールメンバーが動揺する。指導する松雪が「自分も変わった」と「戻りましょう」との決断をしたのに関わらず、静ちゃん自身が敢えて残って踊りたいと。「きっと、父もそれを望んだはず」と。

村に戻った際に待ち受けていたのは、村人達の容赦無い言葉。その矛先は、外部の人間であり、指導者である松雪に。

毎日指導を受けて松雪の人間性を理解するキミコさえもが、友人が父親の解による引越しにより離れた寂しさから、熱心に指導してくれている松雪に対して酷い言葉を投げかける。

自分が村人だった場合、母親の借金を負わされた松雪の不幸な境遇やフラダンスの成功、ハワイアンセンターの成功の為に熱心な指導をする姿勢をしっかりと見抜くことが出来ていたかどうか。逆に、松雪の立場の場合、一生懸命、反論するのか、彼女のような行動を取るのか。

先入観を持つこと自体は、自分の接したことの無い他人の境遇・事情を考慮しきれないことが背景にあるわけであり、しょうがないことであると思ってます。

ただ、出来る限り、「想像力に溢れる人間」ではありたいとは思いますね。

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