【フラガー】フラガール鑑賞記Vol.4／女優魂

フラガール、まだまだ続きます。

これはネタバレはありません。

深く考えたわけではありませんが、松雪泰子と蒼井優の【女優魂】について。

結局、この映画は、この二人だけで映画の内容のほぼ8割方を占めていたわけですよね。

映画を観終わっての感想は、「蒼井優が主演（＝蒼井の成長物語）」だと思ったのですが、最後のクレジットが松雪から始まっていたことに、ビックリしました。後で映画のビラや公式ホームページを見てもそうなってますよね。実に、違和感を感じました。

酒に溺れたグテングテンの村に下ってくる元エリートダンサー役から再生して行く松雪。一方、ダイヤ（しかも黒い？）の原石からグングン成長していく蒼井。映画の内容としても、最後の最後に「先生、ありがと」というまでは蒼井は松雪の指導にも反発ばかりしていて、従順な他の生徒とは違い、松雪には従っていないわけです。

役柄だけはなく二人を女優としての立場として見直した場合、また一つ映画が面白くなりますね。年齢・芸能界入りの年齢・芸歴・人としての演技以外の話題等、違いは色々と違いがあり、興味深いですね。

　蒼井　優（公式サイト・Wikipedia）ＶＳ　松雪泰子（Wikipedia）

因みに、二人ともダンス経験は全く無かったそうで（二人ともバレエはやっていたそうですが）。

演技を頑張ったわけですね。