祝 恵子/花冠同人

祝 恵子の俳句ブログ

舞洲のゆり園

2014-06-29 17:50:18 | Weblog
  

まず初めに黄色の百合に近づきぬ
潮風の涼し花の丘通れば

けがれなく咲く純白の白ユリは
百合の列海に向かいて咲くよ咲く

百合咲けりリュックの子より高い花
梅雨曇り沖には黒い雲覆う



   

環状線西九条から、ゆめ咲線に乗り、桜島下車、バスにて舞洲ゆり園へ。7月6日まで。早咲きは終わりとのことでしたが、まだまだ結構綺麗に咲いて香っております。
帰りはユニバーサルシテイ駅に下車、入場口まで行ってみました。








夏野菜

2014-06-29 17:19:04 | Weblog


鉢移動日当たりに置くオクラ花
好きな路地ノウゼンカズラの枝垂れおり

のうぜん花落下をすれば鉢に水
今日も来て田にはつがいの夏の鴨

収穫にしぜんと笑みが夏野菜
雨止めば紫紺の茄子に光りくる





今日は、我が家にしては多くの収穫日。苦瓜は実なりが悪い中、漸く1本採れました。
最初の写真は、カボチャの延びた蔓の先です。

のうぜんかずら

2014-06-24 22:46:41 | Weblog


寺に咲くのうぜんかずらとジャカランダ
年代物うちわは何を語るべし

夏露店牡蠣焼く匂い漂わせ
熟梅の香りにひかれテントまで

紫陽花はお大師様の境内に
ガラス器の傍にめだかは泳がされ


   

一心寺さんにお参り、のうぜんの花と青いジャカランダの花がきれいに高いところへ咲いています。
ジャカランダはノウゼンカズラ科、別名:キリモドキ(桐擬き)というそうです。
四天王寺さんへ。21日はお大師様の命日で沢山の露店が出ていました。

カサブランカ

2014-06-18 15:50:17 | Weblog


朝に切るカサブランカは客を待つ
居間に置く香り広がるカサブランカ

尺当てて胡瓜の長さ計る朝
梅酒漬け最後のリカーは夫の手に

日除けなる苦瓜の実のまだ小さし
南瓜の花の受粉を試みぬ



 

今年のカサブランカは背も低く他の百合より見劣りしますが、香りはそのものです。
今年は南瓜に挑戦。昨年のミニ冬瓜2個は重くて、結構美味しかったです。今回もおすそわけができるといいですが、、、。

花菖蒲

2014-06-18 09:30:56 | Weblog


名の木札水にしっかと花菖蒲
池の辺の椅子に寛ろぐ梅雨晴れ間

百合の花心肺蘇生器用意あり
竹の群れ水の流れのあり涼し

車椅子指差し話す白菖蒲
菖蒲園今年も一人で来ています





城北公園の菖蒲園(大阪市旭区生江)へ.去年は鴨の親子のお客さんもいてたなぁ。

福祉まつり

2014-06-13 09:18:35 | Weblog



せせらぎへ矢印を指す祭り旗
お手製の端切れの飾り夏展示

メダカ売る女学生の絵も可愛い
夏広場クイズや踊り屋台あり

立ち葵賑わう囃子の声聞こえ
紫陽花や高層ビルは駅の前


  

福祉まつりへ。沢山のボランティヤの中には、大阪人間科学大学の学生さんもいました。

茅の輪

2014-06-11 16:48:58 | Weblog


まさにいま燕の巣つくり夏の駅
金糸梅神宮の森見えてくる

茅の輪くぐる吾らシルバー歩き会
ホタルブクロ遠き思いを包み込む

道曲がれば西国街道梅雨曇り
楠公の父子別れの像青葉風



6月の歩き会は、近場の阪急水無瀬駅下車、水無瀬神宮や島本町立歴史文化資料館、楠公父子別れの銅像などある史跡桜井駅跡などへ。
水無瀬神宮では皆で、茅の輪をくぐり、メンバーが少なくなっていくので、特に健康を願ってまいりました。
資料館では、楠公父子の曲、「楠の露」(くすのつゆ)という題は 松尾芭蕉が父子の別れをうたった俳句「なでし子にかかる涙や楠の露」から引用したもの。資料館内は年配者ならご存知の、青葉しげれる桜井の、、、という曲が流れていました。

紫蘇

2014-06-09 18:20:42 | Weblog


茹でながら摘みきし紫蘇を刻みおり
初なりの胡瓜まずは吾手のひら

ミニトマトズラリズラリとカーブする
梅雨に入る訓練用のスピーカー

挨拶をすれば持たされ花菖蒲
ダリヤ切る畑の中に入り切る


 

鉢植えの野菜が成長してきました。イボイボのキューリ1本収穫しましたが、後が続きません。
ご近所のおじさんに、花菖蒲、ダリヤ、マーガレットなど裏のお花畑を見せていただき、沢山いただいてきました。
10月5日、訓練用の緊急地震速報が小学校のスピーカーよりながされました。

淀川祭り

2014-06-06 12:16:43 | Weblog


夏空に動作もみえてパラグライダー
かき氷売れております列をなし

救命具付けて順待ち子のボート
茄子・トマト地場産売りに群がりぬ

夏展示フナ・鯉くべつわからない
イベントに集まる市民猛暑なり





「淀川わいわいガヤガヤ祭り」が近くの河川敷でありました。6月1日。淀川の自然に親しみながら、環境や防災など意識を高めるイベントということです。
中学生の吹奏楽に始まり、屋台、フリーマーケット、福祉コーナー、移動水族館、淀川クルーズ、自衛隊大阪のマスコットキャラクターの名は(まもるくん)の協力等もありました。
水槽には「フナばかりですか」と聞けば「皆ひげ剃ってきたのかな」と粋なお答えでした。




七変化

2014-06-03 09:31:47 | Weblog



七変化公衆電話のある団地
飛機雲を見つける夏の夕暮れ


葉桜の下に置かれて石の臼
夕焼けて人おも犬もそのなかに

散水の青葉の下で水を汲む
対岸の歩き越し場所夏灯つく




夕方から仁和寺大橋を渡り対岸の寝屋川の水路沿いに枚方方面へ歩き、次の橋、淀川新橋から戻って来ました。約1万歩。日暮てしまいました。
下の写真、赤い実はグミでしょうか、幼い時ご近所にありました。藁で編んだ小さなかごに摘んではいれ、食べれば舌が白くなったのを思い出しました。甘酸っぱかったのでしょうね。(調べてみると、舌に残った白いものは「しぶ」だそうです。)