「神はサイコロを振らない」 the 5th day(視聴率9.6%、平均視聴率10.5%)を観ました。
ヤス子「黛ヤス子の言葉に、こう言う言葉があります。泣いたりわめいたりできたら、どんなに楽だろう。」
ヤス子は泣いたりわめいたりは出来ないが、妄想で頭をいっぱいにして、あっちいったり、こっちいったりはするんです。
良く、この手の妄想話をドラマで観ていてオイラは思う。
さっさとくっつきゃいーだろー!!!
加藤教授(大杉漣)の理論をまとめるとこうなります。
世間の目<私の理論を覆そうと言うクソ生意気な甲斐航星(中村友也)<自分の理論<唯一尊敬するアインシュタイン博士<理論はもういいのバカ女(黛ヤス子)!
『燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らん(や)』
は中国の故事(史記)ですね。
秦代末期に反乱を起こした人物で陳勝の言葉です。
燕や雀のような小さな鳥(小さな人物)には、鴻や鵠のような大きな鳥(大きな人物)の志は理解出来ないと言った意味。
ただ…中国の故事持ち出されても…ねぇ…。
見る度に藤吉(片桐仁)と桃子(佐々木麻緒)の関西弁のやりとりにハマっていく!
浅草の劇場を笑いに包むのは桃子、君に違いない!!
亮(小清水一揮)くんのお父さん(鶴見辰吾)は、亮くんの乗った402便が消えて後、悲しみに耐え切れなかったのでしょう、飛行機の見える公園でホームレス生活を送っていました。
亮くんのお父さんは瑠璃子(成海璃子)に言います。
「貴方のお母さんからCDを頂きました。私も貴方のお母さんも子供を一人で飛行機に乗せたことを後悔していたんです。…私がギリギリの所で踏み止まっていられたのは、お母さんから頂いたCDのおかげなんです。絶望のドン底で貴方の弾くピアノが唯一の救いだった!感謝してます。」
日航機墜落の事故でやはりお子さんを一人で飛行機に乗せて、事故で亡くした親御さんがいるというのを聞いた事があります。
たとえ10日間でも帰ってきてくれたら、どれほどうれしいでしょうか?
そんな事を考えながら見ていると、鶴見辰吾さんのセリフが心に沁みるんです。
ようやく瑠璃子の心にお母さん(高橋恵子)の本当の気持ちが届いたようです。
これで本当に天才ピアニスト瑠璃子と”どぼじて菊介”のピアノ競演が見れるかも知れない。
全ては”どぼじて菊介”の復活にかかっているのです!
”ダーとバーの哲也”は、”くどくどヤス子”の頭をグシャグシャにするの好きなようだ。
航星くんの理論が加藤教授の理論を超えることができれば、402便の乗員乗客にも未来が生まれるかも知れません。
かすかな光が差し込んできたようです。
TBつけさせていただきました。よかったら遊びに来てくださいね。
航星くんが、加藤教授の理論以上の発見をしてくれますよーに