「神はサイコロを振らない」 the 8th day ~3days left~(視聴率8.1%、平均視聴率9.7%)を観ました。
東洋航空402便が再び姿を現した8日目_
残された時間は、あと3日_
ヤス子「えっ?」
哲也「今すぐホテルに来てくれ!」
ヤス子「えっ、ホテルって、今から、いやそん、え・私にも色々準備とか、ほら心の…」
満面の笑みを浮かべる菊介!
哲也「もしもし」
ヤス子「あ、はい」
哲也「とにかく来てくれ、甲斐さんや加藤教授もいるから。」
ヤス子「えっ?」
加藤教授「ごちゃごちゃ言ってるなら私がそっちへ行こう。」
ヤス子「はっ?」
加藤教授「5秒以内に君の住所を述べたまえ。2人きりで会おう!」
哲也「ちょ、ちょっと、な・な・な・何言ってるんですか?」
加藤教授「嫌だ!離すもんか!」
哲也「嫌だじゃないですよ。もう、ちょっと!」
甲斐「いい加減にしてください!時間が無いんですよ。」
加藤教授「まあそう言う訳で、2人きりで会おうと言う試みは無残にも砕け散ってしまったが、説明に来たぞ!」
どういう訳だよ!説明に来たぞってえらそーなんだよ!
加藤教授はヤス子と2人きりで会って、どうしようって言うんだろう?
ヤス子相手に相対性理論の講義でもするつもりか!?
加藤教授の402便がいつの時点に戻されるかの計算が終わったようだ。
甲斐「あの?先ほどからあちらで見え隠れなさっている方は?」
加藤教授「君は座敷わらしか?」
ヤス子「あの、弟です!」
哲也「お前も一緒に話、聞くか?」
菊介「いいの?兄貴!」
加藤教授「兄貴?」
哲也「そこ座れよ!」
加藤教授「おぉ、待ちたまえ。ヤス子ちゃんの弟に自分の事、兄貴と呼ばせる君の行動は間違ってるぞ!」
ヤス子「ヤス子ちゃん?」
完全にヤス子を好きになってしまった加藤教授は、哲也の事を敵対視します。
2月19日午後09時32分04秒に402便が元の世界に引き戻される。
戻る時間は10年前の午後03時37分、マイクロブラックホールに遭遇し飲み込まれた時間が03時40分。
3分の時間が生まれた。
その3分間に回避行動を取れば、402便はマイクロブラックホールに遭遇せず、そのまま長崎空港へと無事到着する事が出来る。
航星の理屈はこう言う事である。
しかし反論する加藤教授。
402便が無事にマイクロブラックホールを回避出来たとしても何らかのアクシデントに巻き込まれると言う。
10年前に戻る事は、今現在402便の乗員乗客が重ねている10年後の記憶が全て無かった事になってしまう。
結果、回避行動を取る事は無く死んでしまうと言うのだ。
それに対して何と菊介が手を上げる。
おお、菊介!何かウルトラCでもあるのか!!!
菊介「じゃあ、長崎空港に行って、402便の中のそれぞれ自分が目に入る所に注意書きを張っておくて言うのは?」
・・・
菊介「マイクロブラックホールにご注意を!とか、今から何か起きるけど、何が起きるか分かりましぇーん!」
菊介に少しでも期待を抱いたオイラが馬鹿なのさ!
航星「10年前の状態に戻るんだから今そう言う事をしても意味ないんじゃ無いですか?」
菊介のつまらない意見に、きちんと答える航星は優しいねぇ!
菊介「でもガムテープでしっかり貼っとけばさ!」
亜紀「あああ、ハガレないように!…ってそう言う問題?」
亜紀は帰ってきて早々、アホの菊介と2人でアホの上塗りしてるし。
航星「何か書いたり貼ったりしても引き戻される時点で消えてしまうんじゃないでしょうか?」
菊介「だから消えないように油性マジックとか…」
まだ言うか菊介!!!航星くんも付き合う事ないって!
ヤス子「今、この現実にいる亜紀は、亜紀一人だよね!10年前の亜紀だよね。もし助かったとしたら今ここに10年後の亜紀も居るって事なんじゃないかな!でも今ここに10年後の亜紀は居ない。居ないって事は」
加藤教授「そう、助かると言う事はあってはならない。」
甲斐「今の現実が違うものになってしまうから。」
ただ、この理論には盲点が無いか?
10年後の亜紀は確かにいないかも知れないが、10年前に消えた402便の機体の欠片一つも、また見つかって居ないと言う事。(まるごとブラックホールの中って言う考え方もあるが)
見つかって居ないと言う事は助かっている可能性もあるのではないでしょうか?(何せ見つかっていないのだから、死んだとは誰も言い切れないでしょ!)
やはりここは、未来を変わるのを恐れた政府の特務機関が10年前、無事に助かった402便の乗員乗客を拘束していると言う説はどうでしょうか?オイラどうしてもSF仕立てにしてみたいんです!果たして「神サイ」はSFなのか?
ヤス子「いつだったか加藤教授が言った。神はサイコロを振らない。我々人間は神のそれに従うしか無い。でもホントにそうなのか?本当に神はサイコロを振らないんだろうか?」
もうすぐ消えてしまう中武昇子の為に浜砂柚子と桃子はヤス子に漫才の出来る大きな会場を取って欲しいとお願いします。
また昇子は昇子で柚子や桃子に感謝の気持ちを込めて、小さくても良いからと会場を押さえ、招待状を藤吉に渡します。
お互いがお互いに内緒にした事でヤス子と昇子がそれぞれ別の会場を押さえる事になってしまいます。
昇子の気持ちを考えて、ヤス子は自分が押さえた東京シティホールをキャンセルすると話す。
ヤス子「今ここに、永遠の友情を誓って!ちょっとこれ字、間違ってますよ!」
”今ここに、氷遠の友情を誓って!”
どういう誓いじゃ!
桃子「野球で言うと、ヤンキースの誘いを断って、草野球の試合に行くようなものですね。そういう人生もかっこいいと思います!」
桃子!オイラはそう言うあんたがかっこいいと思います!
亜紀「カトちゃんが鬱陶しい。」
それはテレパシーでも何でも無いよ!
人の事では無く自分の事をすればと言う菊介に、いつも通り平凡が良いと答える亜紀。
瑠璃子はお母さんから無理しなくて良いと泣かれてしまいました。
残された時間は自分の好きなようにしていいと言われたらしい。
航星は、だったら1日だけ時間をくれ、映画でも観に行こうと瑠璃子に言います。
22歳の航星が15歳の瑠璃子をデートに誘うのはどうなのかな?
瑠璃子役の成海璃子さんは1992年8月18日生まれの13歳。凄い13歳ですよね。
ドラマ観ていて13歳として感じる事無いし、最近はちょっと色気とか出てきてるもの。
加藤教授「神はサイコロを振らないが、ヤス子ちゃんはサイコロを振れ。…自分の人生のサイコロは自分で振るんだ!」
今回は誰がじゃなくて、皆がかっこいい事、言うんだね!
ヤス子「加藤教授が、後2日と2時間だって。何か予定は?」
哲也「予定?えっと、あぁ特には無いな。」
ヤス子「では一緒に過ごしますか?最後の時間は自分の為に使おうかなって。消えてしまうその最後の時は一緒に過ごしましょう。私と一緒に居てください。」
やっとだよ!
昇子・柚子「どーもー!」
柚子「エントツです!」
昇子「おちゃこです!」
昇子・柚子「エントツ、おちゃこです!2人合わせてだっちゅーの!」
この2人の漫才がこんなに唐突に行われるとは…。
菊介の向かう先には瑠璃子が待っています。
菊介と瑠璃子の競演が見られるかも知れない。
東京シティホールが無駄にならずに済めば良いのですが!
残された時間は、あと1日と9時間
最後の1日を、
あなたなら、どう過ごしますか?_
とうとう、究極の質問が出されました。
そうですね、なるようにしかならないだろうと思います。
>見つかって居ないと言う事は助かっている可能性
運命を変える事が出来ないのなら、せめてどこかで拘束されててほしいです・・・