4月8日に塩水選をしました。
去年の秋に種採りをした、あきたこまちの種籾の選別です。
今年は比重1.13~1.14くらいで塩水選をしました。
塩水の作り方は、10kgの食塩を最初、10Lくらいのぬるま湯で溶かし、水を加えていき、40Lにすると比重が1.14~1.15になり、さらに水を加えて50Lにすると、1.13~1.14になりました。
種籾を入れると軽いものが浮いてきて、それを取り除いていきます。
ちなみに取り除いた籾は、乾かして食用にします。
浮かなかった籾をよ~く水洗いして、ネットに入れていきます。
塩水選を開始してから1時間以内に、温湯処理をします。
温湯処理は、バカ苗病などの病気対策のために行います。
塩水選開始から、1時間以内に温湯処理をしないと、籾の吸水が進み、籾の内部までの水みちが出来てしまい、温湯により発芽酵素が分解されてしまうそうです。
温湯処理は、60℃10分でやっています。
冷たい籾をいきなり60℃のお湯に入れると、お湯があっという間に冷めてしまうので、一度、50℃くらいのお湯に通してから、温湯処理をしています。
10分、経過したら、冷たい水に入れて、終了です
その後、しばらくの間、種籾を水につけます(浸種)。
時々、水を入れ替えて、発芽抑制物質を洗い流していきます。
にほんブログ村
にほんブログ村に参加してみました。
クリックしていただくと、自然農法のブログの紹介や新着記事が見られます。
スギッチ農園のブログに、1ポイントいただく事にもなりますので、よろしかったら、ご協力をお願い致します
良質な種を採られているから、良い苗ができたのではないでしょうか。
うちの種は、水に浮くような種もあるので、塩水選して、浮いた種を取り除くようにしています。
ご存知かもしれませんが、畑さんは比重1.17でされているそうで、私も比重1.17でも浮かないような種を目指したいと思っています。