佐渡便り+α

studiojapa

切捨て御免顛末記

2006年04月08日 | studiojapa日記
すったもんだの末、長期リハビリ患者の切捨て問題は、18年四月一日から最長180日のリハビリ延長が認められ、国は、いきなりの切り捨てと言う批難をかわした。
しかし、新年度ギリギリまで正式な発表をしなかった為、実際の医療現場は大混乱し、3月半ばに診療報酬改定を理由に、いち早くリハビリ中止を表明した、島で一番大きな総合病院では、既に100名近い患者に中止を告げてしまい、延長が決まった事は一切知らされていない。何れ打ち切るのだから、半年早い打ち切りは問題無いとでも思っているのだろうか? 確かに健康保険の打ち切りなどと言う、前代未聞の切捨てを決めた国のやり方は、未だに信じられない、けれど、命を預かる医療現場が、お上の方ばかりを見ていては困る。せめて正式に決まった緩衝措置に従い、患者救済に勤めるべきではないだろうか? 世間ではこれをシカトと言う。
昨日、友がまた一人この病院で開頭手術を受けた。脳血管障害のリハビリ期間は、発症から180日で打ち切られてしまう。
つづき