STOP!辺野古新基地建設!大阪アクション

沖縄辺野古の新基地建設を止めるための、大阪からのアクションを呼びかけています!よろしくお願いします!

【報告】辺野古の海を埋め立てるな!11・8大阪アクション

2015-11-09 16:43:45 | 日記













辺野古の海を埋め立てるな!11・8大阪アクション  2015



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同日、東京では『11・8警視庁前抗議アクション』が行なわれました。

それに合わせて大阪アクションから送ったメッセージ、そして、辺野古リレーの皆様による警視庁への抗議要請文を以下に掲載します。

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2015年11月8日


警視庁総監 高橋清孝殿

辺野古リレー 辺野古のたたかいを全国へ


抗議要請文


警視庁機動隊が、沖縄県名護市辺野古地区のキャンプ・シュワブゲート前に配備されたことに強く抗議するとともに、即時に撤退するよう強く要請します。

沖縄は1879年に日本から武力をもって併合されて以来、常に都合のよい「捨て駒」のような扱いを受け続けてきました。沖縄戦では壮絶な地上戦を強いられ、10万人を超える県民が犠牲となり、生きて行く上で必要な土地や家や畑等の全てを破壊されました。さらに「銃剣とブルドーザー」に よって土地を奪われ、現在の米軍基地と自衛隊基地があるのです。戦後、27年におよぶ米軍の占領を経て、本土復帰後も現在に至るまで米軍基地による被害は続いています。沖縄は、安心・安全な生活を保障されていないと考えざるを得ません。

その上、日本政府は、住宅密集地の真ん中にあって「世界で最も危険」といわれる普天間基地の「移設」という名目で、多くの沖縄県民の強い抗議と反発を全く無視しながら、辺野古への新基地建設を強行しています。

沖縄戦の苦しい経験、米軍基地を押し付け続けられてきたという歴史的背景のある土地であるからこそ、辺野古のキャンプ・シュワブゲート前には、連日、県内外・世界中から多くの人が訪れ、ともに反戦・平和を訴えながら基地建設を止めるために、座り込みと集会を行っているのです。

また、辺野古のゲート前は、沖縄の人々にとっては、自身の人権の回復を求める場ともなっています。翁長知事が国連でも訴えたように、日本は沖縄を併合して以来、沖縄の自己決定権を奪い続け、人権を蹂躙し続けてきたのではないでしょうか。

その日本政府の手足となって働く警察官として、あなた方は、まさに人権侵害を行っているのだということを、はっきりと自覚すべきです。仮にも、人々の生活を守ることが職務であるはずのあなた方は、沖縄の人々が安心して、安全に暮らしたいという、当たり前の権利を求め訴える場で、暴力を用いながら人々への挑発行為を繰り返し、強制排除を行っています。それは犯罪行為と言っても過言ではない。あなた方は、「職務を行っているだけだ」というタテマエで、平然と人権侵害を行っているのです。それは、米軍基地による被害にあっている方や、新基地建設に反対して体を張って抗議している住民の方、そして直接的には声をあげられないでいる沖縄の人々に、いわゆる「本土」への怒りと憎しみを植えつけるだけです。「本土」の警察官としてのあなた方の行為と、辺野古のゲート前にいること自体が、人の生身の身体と心を深く傷つけ、痛めつけていることを知るべきです。

辺野古に新基地が建設されてしまえば、米軍基地による被害がさらに拡大することは誰の目にも明らかです。そしてまた、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争と同様に、沖縄の基地から年若い米兵たちが飛び立ち、世界中で戦争の被害者を生み出してしまうことに加担してしまうという苦しみを、沖縄の人々に背負わせてしまうことにもなるのです。

あなたたちは、沖縄の歴史や、沖縄に住む人たちの痛みを知っているのですか。知っていて、それでも警視庁は機動隊派遣ができるのですか。

辺野古のゲート前では、警視庁の機動隊が来たその日から混乱がひどくなったという現場からの報告があります。事実、11月4日に警視庁の機動隊がゲート前に配置されたその日のうちに、1名が機動隊に押し倒されて頭を地面に強打しています。コンクリートの路上に頭を打ち付ければ、怪我どころか命を落とす可能性も十分にあります。幸いにも軽傷で済んだようですが、市民を危険な目にあわせた原因は警察にあります。また、その直後には1名が不当に逮捕されました。これも、現場で撮影していた人たちの映像から、機動隊が被逮捕者の体を押して挑発したことが明らかになっています。機動隊による暴力や不当逮捕が、警視庁の機動隊の派遣直後に発生しているという事実からも、あなたたちが辺野古にいるべきでないことは明らかです。

一年前に、外務省前での抗議行動で、一人の機動隊員と交わした会話を思い出します。「沖縄では市民が非暴力で正当な抗議行動を行っているにもかかわらず、警察が市民を連日のように無差別に排除し、妨害している。あなた方も同じ状況におかれれば全く同様の対応をするだろう」と伝えると、彼は「やらない。少なくとも自分はそんなことはしません」と言いました。今、その彼が沖縄に派遣されたかは分かりませんが、警視庁の機動隊は今、現実にキャンプ・シュワブゲート前に派遣され、市民の抗議行動を妨害し排除しています。

沖縄の人々と、沖縄の歴史、沖縄戦で亡くなった方々や、沖縄戦の体験者、米軍基地があることで被害を受けてきたすべての人々に対し敬意を払い、沖縄の人々に対して暴力を振るう前に、警視庁機動隊が即刻沖縄から撤退することを強く求めます。


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(大阪アクションより)


辺野古リレーの皆様へ

私たちは、辺野古新基地建設を止めようと声をあげた、関西18団体の集まり【Stop! 辺野古新基地建設! 大阪アクション】です。

昨年の夏以来、キャンプ・シュワブのゲート前や海上工事阻止行動の現場において、辺野古リレーの皆様が献身的に動いておられるのを何度となく目にしました。この機会をお借りして心からの感謝を申し上げます。

国会をはじめ、政治とメディアの中心地・東京において、国の横暴な辺野古新基地建設の政策を糾弾することは、現地・沖縄での抗議活動と並び、最も重要な行動です。辺野古リレーの皆様をはじめ、多くの皆様により国会を数万人単位で包囲する大きな運動を作り上げて頂き、大変心強く思います。

私たち大阪アクションも地元の関西で、辺野古新基地建設反対の声をさらに大きくするために、日々努力を重ねていきたいと思います。

私たちにとって辺野古リレーの皆様や全国各地からかけつけられた皆様は、沖縄現地の皆様と同じく“辺野古の仲間”です。私たちは各々の場所から同じ思いで同じ場所に集まった同志です。この全国のつながりをより強固なものにし、私たちの共通の夢を実現させましょう!

そして、警視庁へ。ウチナーンチュの83%もが新基地建設に反対しているその沖縄の地に、ヤマトゥの首都・東京から土足で踏み込むことは直ちに止めてください。

警視庁・機動隊の行動は、「現代の琉球処分だ」と断定される歴史的な蛮行です。

このことを自覚して、警視庁・機動隊はすぐにヤマトゥに引き上げることを求めます。

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