スワンのブログ

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秋の夜長

2020-10-04 00:33:00 | 空・宇宙・夢
ちょっと前に熱中症になりかけて病院に行ったばかりだったのに、急に秋の気配が訪れた今日この頃でございます。キンモクセイの香りを愉しみ、虫の鳴き声に耳を傾け、なんともまったりした週末を過ごしています。

先日、不思議な夢を見ました。

自宅の押入れに、畳まれ収まっている布団の中に自分と家族の亡き骸が横たえ挟まれているのを、自分と家族で認識しているというものでした。

どうする?との家族の問いかけに、この亡き骸にはもう魂は宿っていないからこのまま捨て置いて行こうと答える私。そのうち朽ちて大地に帰るだろうと、そんなことを思っている夢です。

答えている自分の肉体はどこにあったんでしょうか。新しい肉体を持っていたのかは定かではありませんが、そんな夢を見たのは初めてで、なかなか興味深い夢だったなと回顧しています。

不思議な話や夢は大好物です。

見えない力が働いているとしか思えない話は特に。話を聞いては、自分なりになるほどね〜なんつって意味を持たせたりしています。

一方、同居している家族は、あまりそういう話に食いつかないのですが、実体験としての話は豊富にあるため、私はそういった話を聞くのが大好きです。

今では倹約家で名を馳せてる同居人ではありますが、若い時は実家住まいというのもあり、それなりに頓着しない王様身分でもありました。

ある日のこと、週末の浪費が過ぎて(ギャンブルで笑)、その週に得たばかりの収入を全て失ったことがあったそうです。
実家住まいとは言え、さすがにどうしようかと思ったそうです。当時は貯金も全く無かったそうです。

とは言え、ここからは私の主観が入りますが、根っからの王様で、あまり人目を気にしない性格ゆえにあまり頓着していなかったのでしょう。なんと翌日に、会社の総務に呼ばれて、当時会社の製品を知り合いに紹介販売した場合、一台につき1万円が支給されていたのですが、実家の親に販売した紹介料として、その1万円が白い封筒に入って支給されたそうです。

で、その1万円、白い封筒に入れたまま大事にして、次のギャンブルに注ぎ込んだそうです。それは大事にしている行為なのかはなはだ疑問に残るところではありますが。

それは直感らしいです。これ何か気になるなぁという直感らしいです。その結果、その白封筒の1万円は2倍になったそうです。

で、次の週に、これも直感に従い数千円を注ぎ込んだらしいです。そうしたら、40倍になり、結局失った給料分は返ってきたらしいです。

で、ここから私の疑問が湧くのですが、どうしてその直感に従い続けないのかと。そうすれば勝ち続けるのではないかと。

家族曰く、全てが高配当と言うわけではない、高配当がつくのは1日に1回あるかないか、勝ち続けることはないが、負け続けることもない。そんな、なんとも宇宙的な悟ったような回答をしておられました。

そんな家族は、20年以上も前にギャンブル用として充てた2万円を増やしたり減らしたりしながら、今だに補充することなく、借金することなく、愉しんでおります。

ある意味、宇宙の流れの真髄を、ある意味、平家物語の一節を体験しているのだなあと私は面白可笑く側で見ているのでした。

ああ、私にも悟りを開く時が訪れるのかと、そんなことを思う秋の夜長でございます。

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