将棋とコンピュータ

2005-10-16 22:51:02 | 将棋
ソフト論考という人が、かつて見捨てられた議論を再び蒸し返そうとして、方々に書き込みをしている。駒音掲示板の書き込みの一部を持ってきて、感想らしきものをメモしておこう。

将棋は400年の歴史を持っています。どのような過程で生まれたのか、正確なところは謎のままです。私は将棋は限りある命を持った貴重な生命体と考えています。将棋の命には限りがあるのです。大切に守り育てていかなければならないと考えます。
この貴重な生命体である将棋を、機械であるコンピュータを使い解剖、解析してしまってほんとうに良いのでしょうか。将棋という生命体を殺してしまうことにならないのでしょうか。寿命を縮めてしまうことにならないのでしょうか。


 「殺してしまう」のも大いに結構。いずれ解明されるものならば、コンピュータを使うことで時期が早まる事に何の不都合があろうか。人は将棋という娯楽を失っても、別の娯楽を見つけるだろう。
 将棋において、コンピュータが人に勝利しても、コンピュータに挑む人間、コンピュータvsコンピュータ、人間vs人間の勝負は、当分続くだろう。必勝手順なり、引き分けなりの結論が出るのもまたよし。

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