日本将棋連盟臨時棋士総会～磐石の政権運営～

　ちょっと驚きの結果です。
　昨日“羽生・森内の態度表明により、かなり持ち直したとしても、80票前後で否決と読む。”と書きました。意外に賛成票が伸びて、90票となりました。賛成票下限ラインの54票は、既に態度表明をしていた棋士＋東海勢＋非米長色の強い関東系列は毎日であろうと読んで計算しました。
　反対票101のうち36は委任状によるものとすると出席者が投じた反対票は65票となります。私の計算では高柳一門＋佐瀬一門＋内藤主導の旧藤内系を足すと68になるのですが、それより少ない！昨日、上野裕和ちゅう太四段が賛成の意を表したので、安恵一門をさっぴいて計算すると65でピッタリになりますが、まあ誤差の範疇でしょう。誰が欠席したのかもわかりませんし。情報が出揃ってから再度検討したいと思います。結局派閥で取りまとめた票以外はまったく入らず、現理事会の政策に対する共感がまったく得られていないことが浮き彫りになりました。田中寅・島あたりは頭を抱えているかもしれません。
　米長会長としては前回・今回と引退者＋理事系一門＋阪神の票で過半数を制することに自信をつけたことでしょう。とりあえず、来年の理事選は磐石。ただし前回より誰の名前を書くのかと言う点について振り分けをしっかりする必要はありそうです。
　羽生三冠の意思表明は妄想どおり良いガス抜きになりました。それも含めて、今回の騒動では、私の妄想も満更ではないなと思ったので、長期妄想も書いてみます。
・2006年　 秋　COM人戦開始告知
・2007/8年 秋　王将戦廃止告知
・2007/8年 夏　王座戦廃止告知
・2009年　 秋　竜王戦縮小　名人戦＋四大タイトルへ移行
・2010年　　　 棋王戦規模縮小
・2016年　　　 COM人戦廃止　

最後に反対票を投じた人を予想しておきます。単に佐瀬＋高柳＋藤内を羅列しただけですね。
佐藤康光,中村太地,遠山雄亮,高崎一生,瀬川晶司,長岡裕也,中村亮介,木村一基,中座　真,伊藤　能,三浦弘行,藤井　猛,丸山忠久,櫛田陽一,安西勝一,室岡克彦,植山悦行,高橋道雄,沼　春雄,田丸　昇,村中秀史,熊坂　学,高野秀行,堀口一史座,佐藤秀司,小倉久史,森下　卓,達　正光,島　　朗,大島映二,田中寅彦,伊藤　果,宮田利男,佐藤義則,中原　誠,加藤一二三,阪口　悟,村田智弘,山本真也,小林裕士,矢倉規広,久保利明,平藤眞吾,畠山　鎮,藤原直哉,野田敬三,神崎健二,長沼　洋,阿部　隆,伊藤博文,浦野真彦,神吉宏充,有森浩三,井上慶太,西川慶二,南　芳一,児玉孝一,脇　謙二,福崎文吾,谷川浩司,東　和男,勝浦　修,淡路仁茂,小阪　昇,大内延介,桐山清澄,米長邦雄,内藤國雄(委任状で朝日),
誰ぞは欠席してそうですし、ブログでぶってたナルゴンとかどうなのかなと思いますが、ただの数遊びなので、そのあたりは適当です。