TPPとは自由貿易を促進するための条約です
この条約、今回必死で交渉しておりますが
ここでの決定事項が
未来永劫続いていくと思いますか?
わかりますよね
間違いなくTPPは進化して行きます
1.関税を完全に無くすまで
2.国家の優遇政策が完全に無くなるまで
3.各国の法律が統一されるまで
そして交渉分野も増えていくことでしょう
思い出して下さい
交渉分野には 金融 投資 食品安全 といった
国民の生活に直結するような内容が含まれていることを
自由貿易という錦の御旗の下に、
民主主義による内国法より上位の 条約を押さえられてしまいます
国民がルールを決める権利(国民主権)を取り除きたい!
なぜなら企業(特に大企業)にとって民主主義ほど都合が悪いものは無いのです
「 貧乏人が勝手にルールを決めやがって… くそう 」
「 最低賃金、環境規制、社会保障、税金、… 商売の邪魔だよ! 」 な~んて声が聞こえませんか?
アメリカ合衆国は、大企業の代弁者です
アメリカが市場原理主義を捨てない限り、逆方向はありえません
市場原理主義が国民の幸せにならないことは、今のアメリカを見れば明白です
( このあたりは別の機会に記事にします 日本をアメリカのような国にしてはいけない )
そしてこの条約、 一度足を踏み入れたら
簡単に抜け出せると
思いますか?
絶対無理ですよ どんどん進化します
さらに、そんなに重要なことを 政府が密室で決めてしまって
本当にいいのですか?
政府には大企業関係者が た~くさん出入りしていますよ ウロウロ
制度をいきなり変えるのではなく、じわじわ ゆっくり
TPPによって 風穴を開けていきます