11月4日から個展の最終準備
猫の銀二に邪魔されながらやっています。
ランプをひとつひとつチェックして磨く。
そして梱包。
これが個数が多いので時間がかかって。
今回は130点ほどの予定ですけど間に合うかな。
間に合わせなくちゃ。
ランプを売り始めたころ、フーテンの虎さんみたいに
古いトランクにランプを入れてカフェを回った。
「置いてもらえませんか？」って。
その時、一軒のお店の人に
、、
ランプはさぁ 手がかかるでしょ。
すぐ埃とかたまっちゃうし。
面倒だしね。
それにさ。壊しれちゃったらさ。いろいろとねぇ・・・。
、、
今 ランプを磨いていて、
。。
たしかに
ほこり
たまります。
手もかかる。
。。
って。
そんなこともあったよなぁ ってね。
わたしは古くならないものをつくりたい。
古びないものを。
理想は。
現実の自分の実力はさておいて。
、、
今日久しぶりに街へ行った。
もうすっかりどこも冬モード
すごい速さで消費されるものたち
３ヵ月後はどこへ行く？
、、
どんどん新しいものをつくっていくのって
短すぎるサイクルでものをつくるのって
しんどいよなぁ。
、、
さておいた自分の実力と向き合わなくちゃ。
リサイクル・エコ・リユース・・・
限りある資源を大事に使いましょうって。
スーパーマーケットではバック持参
いいことです。
、、
昨日 TVで「派遣社員切り」の番組を観た。
一生懸命働いたって、相手の都合で突然契約を切られる。
人間が使い捨てじゃない。
真面目に働いて、一生懸命働いて、
食べるものや寝る場所がないなんて変だ。
働いた分、それに値するお金をもらうことができて
将来に不安なく暮らせたらいいのに。
うんとお金持ちにならなくてもいい。
だけど、毎日ひもじい思いをしたら
毎日がみじめだったら
そんなのずっと続いたら
誰だっておかしくなっちゃう。
暗いニュースばかりでいやになっちゃうね。
さんざん線が好きだって言っています。
何度も何度も。
だけど好きなんです。
ランプのデザインも、どうしたってストライプものが、
くどくどと多いのはそのせいです。
そしてわたしがランプを吊るすのがやめられないのは、
本当はランプのコードのたくさん、
その「線」が並んだ様子を眺めたいのかもしれません。
ｍｍ
今年の６月に２年ぶりに東京に行きました。
久しぶりの東京に着いての感想は
「あぁ 線だらけ」 でした。
空を見上げたら 見えない 線が網目のようになっていると。
携帯電話の無線、電波、その類の線。
土の下の中を想像しますと
これまた 見えない 線が網目のようになっていると。
水道管、ガス管、電話線 その類の線。
ｍｍ
この線を図面に落としたら、
この線を絵にしたなら
真っ黒になっちゃうだろうなぁ。
制作している時間って孤独です。
部屋にこもってもくもくと手を動かしている。
。
秋の夕暮れ、早めにつけたランプが、
わたしの影を床や壁に落としてくれます。
家の中で歩く私の影も。
テーブルや椅子、椅子の背に掛けたシャツの影も。、
影が
わたしが生きていることを
わたしが感じる瞬間でもあります。
そして動きはしませんけれど、
テーブルや椅子や脱いだシャツさえも、
その落ちた影を見ていると、
生きているように見えるんです。
部屋の写真がとても好き。
都築響一さんの「TOKYOSTAYLE」ようなのは特に。
裸を撮られるより自分の部屋を撮られるほうが恥ずかしい
そう感じる人が多いと都築響一さんは言う。
わかるような気がする。
部屋の中はいたって個人の趣味で埋め尽くされる。
洋服の趣味、飲んでるインスタントコーヒーの銘柄
家具やカーテン、電化製品、好きな味のポテトチップス
読んでいる本、聴いているCD、
使っている化粧品、整理整頓加減・・etc
少し乱雑で、今もそこに誰かいる感じのする
温度が感じられる部屋の写真がとてもぐっとくる。
、、
最近、アウトサイダー・アーティスト、ヘンリー・ダーガー（1973没）
の部屋の写真集を買った。
彼の仕事は色々な雑誌で紹介され映画にもなったので
あえて触れませんが。
彼のエネルギーが詰まった彼の部屋。
彼の空想世界で埋め尽くされている。
彼の部屋の写真は私の好きな種類の部屋。
一つのことに夢中になって、夢中になって
夢中になった乱雑さ。
そんな混沌とした感じが、わたしはたまらなく好きなんです。
そしてこの本の触り心地がまたいいんです。
シルバー作家、クリスノゾミさんの作品展があります。
クリスちゃんのDMはいつも季節が感じられます。
今回はいろいろ指輪をつくったそうです。
楽しみですね。
くりす。
。
クリス ノゾミ
シルバーアクセサリー展
10月21日（火）～26日（日）
10:30～19:00（最終日17:00まで）
札幌市北区北15上西2丁目 プレアデスコーポ15
器と喫茶 ふうせんかずら
tel 011-737-1611
新しいパソコンに変えてから
ずーっとほったらかしにしていたHP。
今日、パソコンスクールエッグの山田先生に
「パソコン駆けつけサポート」してもらい
めでたくHPの変更ができました。
わたしのHPを作る時、エッグの山田先生には本当にお世話になりました。
それからもたびたびパソコンのトラブルがあるたび
山田先生に助けを頼みます。
わたしがどんなにあわてていても
山田先生は冷静だ。
いつも落ち着いている。 （なぜだ？）
そしてやさしいんです。
へんてこな質問にもきちんと答えてくれます。
教え方がちっとも冷たくない。
たとえるのなら。
わたしと山田先生がバトミントンをしたとしましょう。
わたしがどんなにめちゃくちゃな打ち方をしても、
いつも帰ってくる羽は、わたしの一番打ちやすい場所にくる。
そんな感じ。
いやー どうしたらいつも同じ感情でいられるんだろう。
見習いたいものです。
、、
HPの制作をお考えの皆様。
エッグの山田先生に習うといいですよ～
エッグのHPはこちらです ↓
お友達の作品展の紹介です。
「つもる、ふくらむ」
使用済みのコーヒーフィルターの紙。
道端で拾った子供の、靴についていたスパイクの金具。
身近にあるひもや布。
多くの人が気にもせずに捨てられてしまうような、
なんの罪悪感もなしにゴミ箱に行ってしまうようなもの。
そんなものたちが、彼女のアンテナに引っ掛かり、
彼女の二本の手によって、
こうしてもう一度、違う形となって生まれ変わっています。
ひもで編まれたオブジェ 使いかけのろうそく
子供の手のオブジェ etc・・・。
おもしろいものがいっぱいです。
、、
切り取られた額縁は かぎかっこ 「 」
のように彼女には見え、生まれ変わったそれらは
何かを
わたしたちに 何かを
語っているよいうだと。
、、
２階の大きな壁に掛けられた布製のオブジェは、
（と呼ぶのがふさわしいかわからないのですが）
とてもエネルギッシュです。
彼女の子供が小さかった頃、
お友達の子供のお下がりの洋服を、
洗って畳んで積んでいった時。
そんなごく普通の、日常のささいな瞬間。
その布の端っこが彼女のアンテナにこれまた引っ掛かり、
大きな壁かけのオブジェとなったそうです。
何人もの子供たちが袖を通したであろうその服たちの一部。
子供たちの体の甘い匂いも、小さなシミや色あせ。
並べられた、切り取られた服の一部を眺めると、
子供の成長、時間の流れを感じます。
そしてそれらは、たくさんの子供たちの、
洋服でできた年輪のように見えます。
。。
福士ユキコ作品展
10月1日（水）～11月2日（日）
11:30～23:30
cafebar & gallery インソムニア
札幌市中央区北10条西16丁目 1番地
tel 011-640-6400
