静岡産業大学情報学部 ハリウッド・クリエーター2011研修ブログ

2/14~2/22の日程でハリウッド情報デザイン研修に行く静岡産業大学情報学部8名の学生の様子をお伝えしています。

映画にまつわるちょっとした出来事

2012-02-22 13:21:03 | 日記

最後に、個人的に嬉しかったことを一つ。

5日目のデスバレー観光に行ったときに、フリーウェイを
たくさん走ったのですが、その中の15号線が、昔の
ルート66に隣接して走っていました。

ルート66というのは、日本で言えば「旧東海道」とか「旧中山道」
にあたるもので、一部は今も残っていて、実際に走ることができる
幹線道路です。

そんな道を走って、アメリカ人でもない私がなんの思いいれもない
はずなのになぜ、嬉しかったのか?

それは、私の大好きな映画、ピクサー社(R&H社とはライバル関係ですが)
の「カーズ」の中に、さびれてしまった街道としてルート66が出てくるからで、
私は、映画の中の話だとばかり思っていたのが実在する通りの名前で、じゃあ
もしかしたら、「ラジエータースプリングス(カーズの舞台になっている街の名)」
も本当にあるんじゃないの?って年甲斐も無くテンションがあがってしまったのです。(汗)

(本当は、もっと嬉しかったのは、このことをさっそく国際電話してまで、私の
カーズ好きの末っ子に教えたところ、「えっ?ホント?ルート66ってホントに
ある道なの?町の様子はどうだった?」とすぐに食いついてきてくれたこと
だったりして・・・。笑)

 

そんな訳で、映画にまつわるいろんなちょっとした感想を、参加学生のみんなも
書き留めておくといいかもね。

以上、私の映画の街、ロサンゼルスのちょっとした感想でした。

教務・学生スタッフ 吉添


研修終了報告

2012-02-22 12:43:47 | 日記

さきほど、無事に富士山静岡空港に到着いたしまして、
全員で終了式を行い、研修無事に終了いたしました。

今年は、誰一人体調を崩すものも無く、本当に無事に
また、有意義に研修を終了することができました。

研修参加学生の関係者の皆様にも、ご心配をおかけ
いたしましたが、大切なお子様たちをお預かりして、
何事も無く帰国することができました。

この場を借りまして、皆様に御礼申し上げます。

さあ、現地での研修は終わりましたが、まだまだみんなの
研修は真の終了を迎えたわけではありません。

研修で出会った皆様方の声を思い出して、ますます自分を
磨いていくことで、まだまだこの研修は続くのではないでしょうか?

みんな、本当によくがんばりました。よくやりとげました。

しかし、あえてこの言葉を送ります。

You ain't heard nothin' yet.!

お楽しみはこれからだ!

教務・学生スタッフ 吉添


いよいよ米国を出発します。

2012-02-21 13:11:25 | 日記

いよいよ、米国内での全日程を終了しまして、ただいまから
ロスアンゼルス空港へ出かけるところです。

天野君は無事にホームステイ先に送り出し、帰りは7名の学生と
一緒に帰ります。

帰りは、行きよりも長旅になりますので、仁川空港に着くまでは、
連絡できません。

とりあえず、最後の瞬間まで油断しないように、体調に気をつけて
帰ることにしましょう!

それでは、仁川までしばしお別れです。

 

教務・学生スタッフ 吉添


いよいよ最後の夜です。

2012-02-20 19:11:42 | 日記

今日は、ハリウッドの映画界の最前線で活躍されている、
トップクリエーターの方、3名をお招きしてのハリウッド
アーティストセミナーが開かれました。

トップクリエーターの方々から、直接お話をいただけると
ともに、かねて用意していた自分の作品を直接見て
いただける機会とあって、学生も緊張気味でした。

始まってみると、本学の学生もしっかり自分の作品を
プレゼンができて、よかったと思います。

なによりも、昨年にも増して、クリエーターの皆様方から
本気のコメントをいただけて、学生たちの本当に本当に
貴重な時間となりました。

さらに、今年はこれに加えて、ホテル内のBBQエリアを
お借りしての交流会も行われ、参加していただいた3名の
クリエーターの方々と、おいしいものを食べたり、ゲームを
したりと、とても楽しい時間を共有できました。

詳細については、また学生が様子をあげてくれると思いますが、
今日のところは、とりあえずワークショップの様子の一部を
お見せしておきます。

さて、明日はいよいよ研修最終日、長いようでアッという間の
この研修も明日で終了です。

学生たちは全員、体調不良もなく、キツいスケジュールを
ものともせず、本当によく頑張って結果を出してくれて
います。明日も、この調子で頑張ってくれるものと
思っています。

 

みんな、よろしくな~!頑張ってこいよ~!


驚愕の世界!! デスバレー見学。

2012-02-19 16:53:13 | 日記

今日は、朝6時にホテルを出発!ここトーランス市内から500Km以上離れた
デスバレー国立公園まで、参加学生からの
「絶対に日本では見ることのできない絶景を見たい!」というリクエストに、
今研修を企画してくれているライトハウス社が応えてくれて実現した、
デスバレー見学に行ってきました。

昨年参加した学生や、川又先生から、すごいすごいとは聞いていましたが、
実物を見るにつけ、ここまですごいとは思わなかった!!

またまた百聞は一見にしかず、を体験してしまいました。

さきほど、夜の11時にホテルに帰ってきた、このデスバレー弾丸ツアー。
川又先生からは「デスバレー観光」と聞いていましたが、なになに、この
雄大な自然を前にして、情報デザイン学科の魂に火がついたらしい学生
たちは、複雑な地層の色の移り変わりや、広く広く遠くまで続く平原の景色
を見て、遠近法の表現について語りだしたり、とても観光と呼べるような
シロモノではなく、デスバレー見学だな、と思ったので、このタイトルにも
「見学」と書かせてもらったのですが、ホテルに帰ってきて、心地よい疲労感
に身をつつまれながら思ったのは、「見学」でもまだ弱い、これはまさしく
「デスバレー体験ツアー」だと思ったのです。

そうです、学生たちはまさにこの「日本では絶対にみることのできない絶景」
をその眼で、耳で、脳で、そして身体全体で「体験」してきたのです。

そして、その行動の数々には、私はもちろん、日ごろから近くで学生たちを
見ている川又先生までもが、「コイツ、こんな積極的なヤツだっけ?」と
わが目を疑うように自らデスバレーを「体験」する学生も出てきて、これぞ
大化け、と思わせるような、すばらしい「体験」ツアーになりました。

今後は、帰国後もこの「体験」を忘れずにこれからの学生生活、とくに研究
活動に生かしていってもらって、この得難い「体験」を貴重な「経験」に変えて
いって、それぞれの「財産」にしていってほしいと切に願います。

とりあえず、雄大な自然をバックに、ふっきれた学生の姿の代表的な写真
をあげておきますが、このすごいデスバレーの景色を垣間見られる写真を
学生たちがたくさん撮ってありますので、またぜひご覧いただける機会を
持ちたいと思います。

以上、いよいよ研修もあと2日、無事に、元気にやっています。

明日は、トップクリエーターの方々をお迎えしてのアーティストセミナー。
今日の体験で大化けした学生の姿がたくさん見られることを希望しています。

以上、報告終わり!

教務・学生スタッフ 吉添(写真提供 大竹)

 


クリエーターセミナー交流会のBBQの買い出しに行ってきました。

2012-02-18 17:26:29 | 日記

ライトハウス社をお邪魔させていただいた後は、日曜日にせまった
トップクリエーターの方々をお招きしての交流会のBBQの準備に
みんなで出かけました。

ホテル近くのスーパー、アルバートソンで、慣れない海外の食材
を前に、みんな目を白黒させながらも、学生たちのアイディアで
お招きした皆様方をいかに喜ばせようか、と知恵を出し合って
それぞれ何を調達するのか分担しながら、買い物を楽しんで
いました。

川又先生曰く、食事で誰かをもてなそうという行為が、デザイン
そのものである、とのことで、ここにも情報デザインとは何か?
というものの本質が隠れているのだなぁ、と痛感する買い物でした。

まあ、学生はそんなことよりも純粋に異国のスーパーでの大量
買い出し体験に夢中でしたが・・・。(笑)

さてさて、どんなBBQになりますやら・・・。

明日は、この研修のもう一方の目玉である、日本ではとても体験
できない、大自然とふれ合おう、ということでその名もすごい、
デスバレー観光に行ってきます。

朝6時に出発して、帰りは夜の23時という強行軍ですが、その苦労を
吹っ飛ばすような想像を絶する景色が目の前に広がる様を、学生たち
がどのように切り取るのか、今から楽しみです。

バレンタインデーから始まったこの研修も、あっという間に残すところ
あと3日、最後まで全員元気に無事で終了できるよう、みんなで頑張って
いきます。

教務・学生スタッフ 吉添 (写真提供 大竹)


ライトハウス、表紙作成ワークショップ

2012-02-18 16:36:55 | 日記

今日は、今回の研修を企画してくれているライトハウス社にお邪魔させて
いただいて、ライトハウス社の発行している「LIGHTHOUSE」の、ある号の
特集記事に対する表紙の発案というワークショップを行いました。

まず、編集長から雑誌の編集から発行までの流れのご説明をいただき、
過去にLIGHTHOUSEで特集された記事をもとに、その特集記事における
表紙のアイディア出しからひな形の作成まで、というお題をいただき、
参加学生が2グループに分かれて、コンペ形式の疑似体験もしながら
作業を行うという、なかなか密度の濃いワークショップを行いました。

ワークショップに先立つ、ライトハウス社創業者の込山社長による対話形式
の講演を受けてモチベーションも高まった参加学生達は、編集長から与え
られた、ロスを象徴する民族の多様性、主要ターゲットは主婦層、手に取り
やすいわかりやすさ、といった留意点を気にしながら、90分でプレゼンの
できる形までに仕上げる、というなかなかのハードスケジュールでしたが、
見事にやりとげました。

できあがった表紙サンプルは、ライトハウス社のスタッフの皆様から、本気
の講評もいただき、自分たちにできたこと、足りないことの確認もできて、
本当に充実したワークショップとなりました。

ただ、川又先生だけは、「いつもこのテンションで授業に臨んてくれたらなぁ」
とぼやいていました。(苦笑)

それくらい集中して作業ができた、よい時間だったと思います。

教務・学生スタッフ 吉添

 


ファーマーズマーケットに行きました!

2012-02-17 15:18:38 | 日記

 

 アメリカのリンゴさんは写真写りがいい!!

とっても、美人なリンゴさんですね♪

これから、川又先生達とりんごの食べ比べ!

川又先生の皮むきテクニックはすばらしいですね

                                   OKD48


アメリカの学校を2校見学させていただきました。

2012-02-17 14:34:58 | 日記

今日は、午前中がGnomon(ノモン) というCG専門学校へ、
午後がアートセンターカレッジオブデザインというデザイン系の大学で、
幸いにも両方で動画の撮影の許可が一部を除いて出ましたので、
両方の学校の案内を音声付で画像に収めることができました。

見学終了後、川又先生からも「単純に両方とうちの大学を比べても
意味がない。大事なことは、その中で何が自分でもできて、何なら
うちの大学の環境でもできるか考えて今後の学生生活に生かせるかだ」
というお話をいただき、学生一人ひとりから前向きな感想も出て、本当に
よい一日になったと思っています。

写真は、午後のアートセンターカレッジオブスクールでの全員記念写真。

中央にいる女性が今回我々を案内してくれた、なんと現役学生さんのニーナさん。

ここまで一人の体調不良者もなく、元気にやっています。

さあ、明日はいよいよ伝説?のライトハウス社でのワークショップ!

何が起こるか、さてお楽しみはこれから、です。

教務・学生スタッフ 吉添


ワーナブラザーズ・スタジオ見学から

2012-02-16 15:36:55 | 日記

 

本日の研修の経過は吉添さんがアップしてくれているので、

私からはワーナブラザーズスタジオ見学の感想を。

 

個人的には2回目の見学。

カリフォルニアではあまり雨が降らないらしいのですが、

なんと昨年に続き今年も雨。しかも寒い。

みんなで1台のカートに乗ってスタジオ内を見学です。

見学中も雨は降ったりやんだりでしたが、

大雨にあわずに済んだのは良かった。

 

 

さて、写真はスタジオ内の一区画。

当然映画撮影に使用される空間なのですが、

写真のやや右に立っている樹木に注目。

葉っぱが木の下の方にしか生えていません。

この葉は実は作り物で、枯れ木にくっつけているんです。

高いところに葉っぱがないのは、背が届かないから、

ではなく、画面に映らないからなんです。

撮影に必要な部分はしっかり演出する。

反対に映らないところでは、作業を合理化する。

見学したとき、残念ながらここは撮影中ではありませんでしたが、

こうした、撮影作業の様子を伺い知ることのできる場所を

たくさん拝見することができて、非常に興味深かったです。

(セットで制作された部屋には天井がなかったり…)

 

モノを作るって、いろんな工程でアタマを使うんですよね。

改めて関心させられました。

 

[文・写真:kwmt]