「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」
を読みました。
もう2年くらい前に出た本で
すっと気にはなっていましたが
ようやく買って読みました。
いわゆる会計本ですが
会社経営に必要な会計の見方を
小説形式で紹介しています。
ストーリーは
父である社長の死により
突然社長に就くことになった経営の素人である娘が、
近所に住む会計士にコンサルを受けながら
会社の立てなおしをする・・
という感じで
話の中ににうまく会計の考え方を絡めています。
主人公はこの会計士と月に1回、
おいしいものを食べながらコンサルを受けるんですが
ある寿司屋に行ったとき
「コハダと大トロはどちらがもうかるか」
をいう話になり
「大トロは一貫500円。
それに対しコハダは一貫100円。(原価率はどちらも50%)
単価が高く利益も大きい大トロの方が儲かるに決まっている。」
と主人公は答えますが
「実はコハダのほうが全然儲かるし、資金的な効率もコハダの方がよい」
ということを会計士は数字を使って理論的に解説します。
それとタイトルにもなっている
「餃子屋と高級フレンチはどちらが儲かるか?」 については
・餃子屋と高級フレンチでは固定費と変動費の構造が違う
・餃子屋は利益率は高くないが固定費が少なくてすむので
商売としてリスクは低い。
・逆に高級フレンチは固定費が高い分利益率も高くしてあり
繁盛すれば大変儲かるが、店がつぶれるリスクも高い。
という視点で上手に解説していました。
著者が
「経営に役に立たない会計は、ほとんど意味を持たない。」
「経営における会計の使命は、会社の活動を「可視化」すること。」
といっていたのは私も「そのとおり」と思いました。
会計をわかるには
(会計のプロになるのでなければ)
簿記を勉強するよりも
こういう本をたくさん読んだほうがいいですね。
を読みました。
もう2年くらい前に出た本で
すっと気にはなっていましたが
ようやく買って読みました。
いわゆる会計本ですが
会社経営に必要な会計の見方を
小説形式で紹介しています。
ストーリーは
父である社長の死により
突然社長に就くことになった経営の素人である娘が、
近所に住む会計士にコンサルを受けながら
会社の立てなおしをする・・
という感じで
話の中ににうまく会計の考え方を絡めています。
主人公はこの会計士と月に1回、
おいしいものを食べながらコンサルを受けるんですが
ある寿司屋に行ったとき
「コハダと大トロはどちらがもうかるか」
をいう話になり
「大トロは一貫500円。
それに対しコハダは一貫100円。(原価率はどちらも50%)
単価が高く利益も大きい大トロの方が儲かるに決まっている。」
と主人公は答えますが
「実はコハダのほうが全然儲かるし、資金的な効率もコハダの方がよい」
ということを会計士は数字を使って理論的に解説します。
それとタイトルにもなっている
「餃子屋と高級フレンチはどちらが儲かるか?」 については
・餃子屋と高級フレンチでは固定費と変動費の構造が違う
・餃子屋は利益率は高くないが固定費が少なくてすむので
商売としてリスクは低い。
・逆に高級フレンチは固定費が高い分利益率も高くしてあり
繁盛すれば大変儲かるが、店がつぶれるリスクも高い。
という視点で上手に解説していました。
著者が
「経営に役に立たない会計は、ほとんど意味を持たない。」
「経営における会計の使命は、会社の活動を「可視化」すること。」
といっていたのは私も「そのとおり」と思いました。
会計をわかるには
(会計のプロになるのでなければ)
簿記を勉強するよりも
こういう本をたくさん読んだほうがいいですね。