せっかくの夏のお休みにどこにも行かないなんてテはないだろう。
というわけで、一日散歩切符(2260円)を使って札幌からふらふらと。
札幌発6:57小樽行き。
8分の入り。
ちょうどいいところだが、ロングシートなのでちょっとおにぎりは食べづらい。
小樽着7:37。
同じ番線で乗り換え。
8:07長万部ゆき。
問題は一両か二両か。
それによって並ぶ位置が違う。
みな一両前提で並んでいる。
お盆時期なんだからせめて二両にしようね。
10分前に入線。
二両だった。
やれやれ。
ギュウ詰めではないがやや混雑。
ワンマン運転なので、最前部しかドアが開かない。
今日は不慣れな観光客も乗っている。
きっと誰かがやるぞと思っていたらやっぱりいた。
小沢で降りそこなった人が約1名。
倶知安で、「さっき降りれなかったんですけど」
と運転士に相談しているバアサンというにはチト若い女性。
「折り返し列車がきますので、それに乗り換えてください」
ホームに降りたはいいが、対向列車がきても意味が分からずウロウロ。
私が教えに行ったという顛末。
この人北海道で生きていけるのかね。
私はまだ目的地を決めていなかった。
ニセコエリアで日帰り入浴するくらいか。
対象ホテルは無数にあるが。
倶知安でなくニセコで降りてバス停に行く。
あと20分。
10:05発の終点はなんと五色温泉。
これなら終点まで行っても今日中に札幌に帰れるか。
急きょこれに決定。
3人乗車で出発。
途中で2人降りて、昆布温泉から貸し切り状態。
途中、窓から富士観光ホテルが見えたが、休業中。
いい湯だったのに。
料金表をみて疑問がわいた。
途中の神仙沼が930円なのに、終点は800円なのはなぜ。
運転士の説明は、神仙沼は大幅な寄り道だから、とのこと。
終点まで1時間15分。
標高800mのイワオヌプリの鞍部。
宿は2件ある。
①五色温泉旅館
②旧国鉄山の家(現名失念)
①は入浴料700円、②は500円、①に決めた。
入ってから気づいたが、こちらは昼食の提供なし。
浴槽は二か所ある。
手前の展望風呂と、奥のからまつの湯。
一般には奥の方が人気があるらしい。
今日は手前の方。
どうせ湯は一緒。
硫黄と硫化水素のにおい。
色は濁っていて、いかにも山の温泉という風情。
これは効きそう。
滞在していれば病気も治る。
今の時期は混雑しているはず。
宿泊予約はたいへんだ。
もっともバスで行けるのは夏場だけ。
お風呂には大満足したが、腹の虫は文句を言っている。
そこで二軒目に。
広いレストランに先客は一人。
私はミソチャーシュー麺900円に。
味は少々濃すぎ。
半ライスでも頼めばよかった。
帰りは爆睡。
倶知安で23分停車はシビレた。
でもしっかりモトはとったので大満足。
総経費約5000円。