NHKで1986メキシコワールドカップのイングランド対アルゼンチンを放送してました。
軽い感想を。
バックパスをGKがキャッチできるので、
バックラインが結構安心してボールを回せてます。
今とは違い、前へのプレスが薄いのは、この事も理由の一つかなと感じます。
イングランドは、
前半は縦パス一本で前へ当てようとしますが
セカンドボールを殆ど奪われチャンスへすら繋げません。
リネカーが孤立無援で、全くと言っていいほど機能していませんでした。
後半からは、
少しずつボールを繋ぎ、チーム全体を押し上げゴール前での密度を高めてきます。
実際にチャンスを何度か作り出しており、
この作戦は上手くいってるように感じました。
アルゼンチンは、前半後半通じてやる事は一貫していて、
後方からブルチャガを中心に繋ぎ、後はD.マラドーナに託す。
サイドからの攻撃が薄いなと感じましたが、
D,マラドーナの力がズバ抜けており、十分に機能してました。
この試合で最も注目すべき選手はD,マラドーナ。
たった一人でここまで違いが生み出せるのかと感動すら覚えます。
今改めて見ると、D.マラドーナの足元の細かいテクニックが凄く上手い。
キープ力、トラップ、ドリブルと超一級品です。
後もう一人上げるならば、ブルチャガでしょう。
後ろから前線への繋ぎ役や、
D.マラドーナとのワンツーでゴール前へと進出しようとするなどかなり目立ってました。
この年代のサッカーは今でも十分に楽しめます。
ワールドカップのシーズンになる度に、
過去のワールドカップが再放送されますが、何度見てもおもしろいです。