The Book

ジョジョ小説ですね。
凄まじく面白かったですね。

あまりにも面白くて一気に読んでしまいました。
くそう。もうちょい味わって読みたかったのに。
面白すぎるのが悪いんだ。


話は重いです。
殆どの人が不幸になってます。
しかし、一つだけ悲しいけど幸せになっている人がいるのが、
ほんの少しの救いになっています。
でも悲しい。

読んで良かったと、心の底から思えました。
ジョジョっぽくないと初めは思いましたが、
今は、これもジョジョだと思えます。
本当に良い小説です。



なんとか同じ作者でスティール・ボール・ランの
サイドストーリー小説を書いて欲しいです。

恥知らずのパープルへイズ

遅くなりましたが、ジョジョ小説を購入です。


今回のお話は、タイトルから判るようにフーゴのお話です。

ディアボロを倒して、
パッショーネの新しいボスとなったジョルノから、
ある指令が命じられます。

その指令とは、
教会の前でブチャラティに着いて行かなかったフーゴの忠誠心を試すため、
麻薬チームの暗殺を命じる指令でした。

さて、フーゴは無事に麻薬チームを倒せるでしょうか。

と、このようにお話は展開して行きます。


なんとなくですが、スタートはSBRに近い感じがします。
つまり失意の底に沈んでいる状態からのスタート。
フーゴは、ブチャラティに着いて行かなかったことを後悔しています。
しかし、同時に着いて行かなくて良かったとも思ってます。
着いて行ったら死んでいたかもしれないと。
そんなフーゴの迷いが見て取れます。個人的には。
是非とも力強く、ジョニィのように再び歩き出して欲しいです。



フーゴのお話が終われば、
とりあえず５部の伏線で拾えてないのは無くなるっぽいですね。
これで５部のお話が終わりとなれば、少し寂しいですね。

告白×小説×感想

本のタイトル通り、
登場人物の「告白」によって話は進みます。

特筆すべきは全編に渡って一人称で進むところで、
この一人称で話が進むところが、
この小説をより読み応えのあるものに変えていると思います。


全体の感想としては非常に面白いです。
息が詰まるような感じで一気に読んでしまいました。

映画にもなるようですが、
あの小説の雰囲気をどう映像化するんすかね。

悪魔の涙×ゆりかごで眠れ×感想

最近、読んだ本の一言感想。


悪魔の涙　J・ディーヴァー著
結構おもしろかったです。
小説というより映画で見たいなと感じました。


ゆりかごで眠れ　垣根涼介著
あまり今まで読んだことのない毛色の小説だったのですが、
悪くないなと感じました。

ただ、この最後の締り方はこれで良かったのでしょうか。
カーサはどうなったの？ティコは？

しかし、こういう締まり方だから、
この味が出るならばこんな終わり方も良いのかも。

さよならドビュッシー×感想

さよならドビュッシーを読み終えました。


以下、感想です。






非常にベタベタな展開が続きます。
が、おもしろい。

大好きです。こういうの。


お話の方をざっくりと紹介します。

ピアニストを目指す少女が火事にあって全身大火傷。
しかも、殺人まで起きたり命を狙われたりで、さぁ大変。
少女は無事にピアノコンクールに勝ち残ることが出来るのしょうか。

大体、この３行で説明がつくほどに非常にわかりやすいストーリーです。
が、おもしろい。買って良かった。ホントに。


学校でのいじめとか、
中々ベタな前フリもありますが、それも非常に良い。


しかし、火事から立ち直る姿が非常に良くてですね。
殺人が起きたとか、命を狙われるとかどうでも良くなりました。

もうこの小説はスポ根もので良いよとすら思いました。
なので、ミステリーとして読む人はガッカリするかもです。


あと、話の中に出てくるピアノを弾く描写がすごいです。
主人公がピアノの音を聞いて、その絵を想像できるといった件があるのですが、
読んでいて私もピアノを弾いている姿が想像できました。






続編は・・・




無理かなぁ。
その後の話も読みたいんだけどなぁ。

TOGIO×感想

一言で言えば、私には合わない。

以下、感情の趣くままに感想。




本当に合わなかった。
これほどまでに合わないとは思いもしなかった。


ダメ人間の一生を見せられても何の感慨も沸きません。

そんな中でも、話が膨らみだしたかなぁと思ったら、
そのまま膨らませずに次のパートへ移ることの連続。

で、最後は「そこで終わりか！？」というラスト。


本当に私にとっておもしろくない作品でした。


「このミス」の審査員は、
どこがおもしろいと思って選んだろう？

TOGIO

TOGIOを読み終えました。

うーん、どうなんだろう。
あんまり自分には合わなかったなぁ。


感想は後日。