夕空ノート

管理人、天野空流の日々を書き綴る場所です。出かけた際の写真などを中心に書いていこうと思います。

まだまだ頑張るアトランティス。

2007-06-25 23:59:50 | 宇宙


またも宇宙ネタで恐縮ですが、宇宙って憧れの対象なんです・・・個人的にですが。


画像はNASAより、ついこのあいだSTS-117ミッションを無事に終え、西部カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地に降り立った「アトランティス」です。
ケネディ宇宙センターが天候不良のためこうなったのですが、あくまでここは空軍基地。
このあと、シャトルのエンジンをはずし、B747を改造したシャトル専用輸送機の背中にのせて、ケネディ宇宙センターまで運ぶのですが、その費用ざっと2億円。
うーん・・・すごい額ですよね(^^;)
おまけに、このB747の背中に乗っけた様子が親亀、子亀のようで妙な恰好です。

さてさて、話はここからなのですが、このアトランティス、2008年秋で退役となる予定だったのですが、それを遅らせ、2010年まで運用することが発表されました。
アトランティスは1985年の飛行から実に28回も宇宙とを行き来しているわけですが、この後、まだ2回の飛行が予定されているとのことです。

シャトルは定期的に長期メンテナンスが行われるのですが、数百に上る改修箇所のため最低でも1年かかるといわれています。
現在NASAでは3機のシャトルを保有しているのですが、ディスカバリーは2002年から2回、エンデバーにいたってはなんと4年半で、まもなく終了するとのことです。
4年半かかった理由としては、コックピット機器の総入れ替えなどの大幅な近代化がはかられたからのようです。
この長期メンテナンスは3年間で8回の飛行を目安に行われるのですが、劣化の程度が小さいことなどから、シャトル全般の年数を延ばせるという判断から2010年までの使用が決定したようです。


調べて初めて知りましたが、すでに28往復もしているというのには驚きました(^^;)
劣化の程度が小さいとはいえ、大気圏突破などでかなりの衝撃を受けているわけですから、どの程度までが小さいかというと疑問ですね~。
以前にシャトル空中爆発の事故もあり、安全には気を配ってもらいたいですね。

8月9日には、再びISSへのミッションが行われる予定で、これに使われるのが、4年半もの改修を終えるエンデバー。
すでに準備が始まっているとのことです。
また再び空へと向かうシャトルに期待っ!

最新の画像もっと見る