亜季の思い出しノート

日々頭に浮かびつつも日常に紛れて,いつのまにか消えていく「よしなしごと」を,後から思い出しつつ書き留めているブログです。

注文の多い料理店

2013-04-21 23:13:57 | 本(読書)
 本日,宮澤賢治の「注文の多い料理店」(新潮文庫)を読み終えました。時間はあるのに,仕事が変わって落ち着かないこともあって,1週間ほどかかりました。
 表題作の「注文の多い料理店」は25年ぶりくらいの再読ですが,有名な作品ということもあるのでしょうけれど,ほぼ覚えていました。あらためて読んでも楽しく,そして不気味な(というかゾクゾクとした)読後感でした。最も印象に残ったのは「ひかりの素足」。二人が麓(?)の家に帰ろうとして吹雪の中で道を見失って行く様子には胸が詰まりました。その後の弟を想う兄の心と,そして物語の最後に兄に意識が戻り,弟が死んでしまうのですが,その後の兄の心情を思いやると,とても切ない気持ちになりました。

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6年前の夕ご飯

2013-04-09 00:28:54 | 子供
 以前使っていた携帯電話のMicroSDカードを整理したら,当時撮った画像がありました。プロパティから見て,6年前のモノです。今年小学4年生になる次男ですが,ホンの6年前はまだ幼児用の椅子に座って,手元もややおぼつかない感じで食べていたんだなと,大きくなったといっても今でもまだ小さいのだけど,こんなふうにもっと小さい頃の姿を見ると,親としてはとっても感慨深いものを感じざるを得ませんでした。

 それにしても,この時の夕ご飯は「ハンバーグ乗せカレーライス」という,なかなか豪勢(?)なものだったようです。そのせいか,この画像と一緒に保存してあった別の画像では,長男が親指を上にあげる「GJ」サインを出し,長女はカメラに構わず一心不乱に食べる様子が写っていました。