9月29日(月)
一昨日(27日)の事だった。
「おカァ オンタケサンってどこの山?」段丘で仕事をしている私の所にかかって来た二男からの電話。「長野県だよ」「あ…木曽町って出てる…」
「今噴火してるんだよ、あっまた噴火した…NHK見てみ 大変なことになってるよ」
山好きな私たちの所に時々テレビで山の番組をやっていると情報を知らせてくれる二男だが…噴火って?何?ナニ? 「エ~御嶽山が噴火~!?」 一か月程前に山仲間数人が登って来たあの御嶽山が?まさに青天の霹靂だった。
晴天に恵まれた週末。紅葉シーズンで山は賑わっているだろうな…とは思っていたけれど、噴火だなんて誰が想像しただろう。紅葉の山を楽しんでいたはずが一転して噴石や火山灰に襲われる…まさに天国から地獄の心境だったことだろう、そこに居合わせた人たちの気持ちは如何許りか…
今朝もテレビはその報道を繰り返している。
火山列島の日本だが、調べてみれば何げなく登っていたあの山もこの山も…休止しているものも含めてすべて火山と言っても良い。
山での事故を防ぐために万全の注意を払って出かけていると思うが、噴火まで予想する人はおそらくいなかったのではないだろうか。
いつ、どこで、どんな形で起こるかわからない天災地変。山を愛する者の一人として常に肝に銘じておかなければ…と改めて思った。
災害に遭われた方々と犠牲になった方々に心からお見舞い、お悔やみ申し上げます。