熱き専門学校理事長の仕事

「日本一学生を幸せに出来る専門学校を創る」という夢に向かって奮闘する経営者のひとり言

浅葉克己先生とアーネスト・シャクルトン

2005年10月05日 00時22分10秒 | 我思う
広告デザイン界屈指のアートディレクター、浅葉克己先生。

小生も心から尊敬する先生で、うちの学校にも何度か講演に来ていた

だいた。

とてもユニークな方で、赤い靴にリュックサックの出で立ちでさっそうと

現れ、いつもウィットに富んだジョークを飛ばされる。

当然うちの素直な学生たちは爆笑の渦。

ある講演では、講演が始まる前に南京たますだれをご披露していただい

たり。

大の卓球好きでも有名(近々うちの学生たちと卓球対決をする予定)。

風貌からしてもオーラが漂うまさに天才といった感じ。

そんな、先生がうちの学校での特別講義で、ご自身の座右の銘とされて

いる言葉を披露されたことがある。

明るい先生からは想像が出来ない言葉だったので、後ろで聞いていた僕も

正直、驚いた。

それは探検家アーネスト・シャクルトンが1900年のある朝、南極探検隊を

募集するために掲載した広告の言葉

「求む男子。至難の旅。僅かな報酬。極寒。暗黒の長い日々。絶えざる危険。

生還の保証なし。成功の暁には名誉と称賛を得る。」

先生いわく「つらいときはこの言葉を聞く。命まで取られるわけではないか

ら。」と。

うーーーーーん。

心に響いた。

もちろん我が愛すべき学生たちも感動。

今、僕の手帳の最初のページにこの言葉が書かれている。

どの仕事も楽で楽しいことばかりではない。

もともと壁を壊すためにチャレンジするのだし、周囲になかなかわかって

もらえないことやすぐに結果に出ないことも当然ある。

そういうときこそ、こういう信念の言葉が励ましてくれるのだろう。

生まれつきの天才なんていないんだ。

考え方、信念、夢、責任感、情熱、努力、、、。

月並みだけど、そう思う今日この頃(^^)。

PS

シャクルトンの本、ビデオはお勧めです。
(今年の正月にNHKでやってましたね。ご覧になった方もいるのでは)

僕が最もお勧めするのは、

マーゴ・モレル ステファニー・キャパレル著(高遠裕子訳)

『史上最強のリーダー シャクルトン』PHP研究所

是非読んでみてください。

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