マスコミの影響

１１歳から１４歳の子供達の間で今オーラルセックスが流行っていると聞いた。最近の子供はマセテイルという一言ではすまない。この要因の一つがマスコミの影響であることは否定できない事実だ。６年ほど前に我が前大統領、ビル・クリントンが”オーラルセックスはセックスではない”とモニカ・ルインスキーとの関係を否定した時に言った台詞だ。それ以来誰でも名言のようにこの台詞を使うようになった。

２年ほど前にロサンジェルスのバスケットボールチーム、レーカーズのコーべ・ブライアンが女性を強姦した罪で裁判沙汰になった。今でもはっきり覚えているのが夕方４時のニュース番組でニュースキャスターが真顔で”女性の下着から発見されたｘｘｘの毛と射精はDNAの結果、コーべ・ブライアンのものではないと判定されました”だって。いやー、びっくり仰天。だって４時じゃまだ子供からティーンエイジャーまでテレビを見ている時間帯でしょ。そんな時にこのような表現まずいんじゃないのと驚いた私は後日、それを報道したニュースキャスターの友達に話した。彼曰く”いやー、僕もそう思ったけれど視聴率の奪い合いの真っ只中で上司からこれを言えと指定されればそう言うしかないんだよ”。

私もマスコミ業に関わっているだけにそこからの影響力の凄さは知っている、それだけに我々の伝える情報の的確性や内容には敏感にならずにはいられない。

シロアリ退治

この２日間、雨続きだ。１０月末で日本の秋を思わせる気候。去年は大雨の季節だったが今年も昨年以上に大雨になりそうだ。

ところで今年は私の家はシロアリ退治をしなければならなくなった。昨年シロアリ駆除のためにシロアリのいそうなところに注射器のような物で殺虫剤を挿入したが全く効果がなかったようだ。シロアリ進出というこの時期にまたまたシロアリ発見、このままでは家中の木を食べられてしまう。そこで今年は家にテントを張って２日間、私は友人宅に居候しなくてはならない。

薬をまくので家の中の植物は出さなければ死んでしまう、食べ物や食器類はカバーすれば大丈夫というが一応、食器類は全て洗わなければならないだろう。

洋服類などは大丈夫というが枕など顔にじかに触れる物などは家から出しておきたいもんだ。

いやー、面倒くさい、しかし所帯主となればこのくらいのことはしなくてはならないのだろう。この１０年間、３ベットルームの家に住んでいる私には狭いアパートには住めなくなってしまっているかもしれない、そう思えばこのくらいの犠牲は仕方がないと思わざるおえない。

Melrose通り

久しぶりにメルローズ通りを歩いた。１２月に日本に行くのでその時用に冬物の洋服を少し購入しようかと思ったからだ。メルローズには滅多に来ることがない、この通りは日本の竹下通りを思わせる。

通りを歩いていてもどこの店に入っても日本からの観光客なのか日本語がアチコチ交わされている。

原宿に似ているから若いギャク達に人気があるのだろうか？

そう言われてみれば私は幾つになっても日本に戻ると原宿、竹下通りにショッピングに行くのが好きだ。この辺をショッピングしているのは”オノボリサン”とよく言ったもんだった、友人は”全くいい年して”と言うが私自身がこのおのぼりさんを毎回楽しんでいる、だって面白いグッツが手ごろな値段だ買えるんだもの。

そう言われてみればメルローズで試着をした店の店員からも”貴方達どこから来たの？”と聞かれた。ここも竹下通りと同じようにそれほどツーリストしかこない通りなのかも知らない。

服は一着も買わなかった、１０月半ばのロスなのに店内に置かれている服はほとんどが夏物だからだ。私も季節感に欠けているがこの通りも私以上に季節感にずれている。暑い、暑いといってもロスだって冬場は肌寒い、長袖を売っている店は数えるほどしかなかった。

常に勉強・・・

久々にギャブリエルに出会った、今”アクティング学校”に通っているそうだ。でも彼女は一昔は”ビバリーヒルズ白書”でレギュラーとしてテレビに出演していたほど有名だったじゃないと内心思いつつ彼女の演技に打ち込む精神には脱帽した。

そう言えば、今流行の”マイアミCSI"とかいうテレビに出ている主役女優も”チャイナ・ビーチ”というテレビドラマで有名になった後も私が出席していた演劇学校に時間がある時はチョクチョク来ていたっけ。

確かにそうだ、ミュージシャンに練習が必要と同じように役者だって知名度や儲け金額にかかわらず演技の練習を怠れば演技力が錆びるに違いない。

山火事

先週、CHATSWORTHで大山火事が起こった。夏も終わりになったと思った矢先の出来事だった。この日はたまたま強風が凄くそれが山火事を大きくしたようだ。

我が家は現場から車で３０－４０分以上も離れたところにあるのに家を一歩出ると燃えた臭いとどこからともなく飛んできた灰が雪のように降っているのがわかる。

昨日は一日火を消していたという消防士と出くわした。話によるとオーバーヒートして止まった車から出た火の粉が山に移動したということだ。

偶然の事故とはいえこれで２，５億ドルの被害が出たのだ。車の持ち主はその罰金を払うことになるらしいが一般市民がそんな高額を払えるモンではない。そうなると公共サービス（道路のゴミ拾いなど）で貢献するしかないらしい。