始まりの場所

どんな願いも叶う奇跡の願望機──《聖杯》。
その聖杯を巡って、7人の魔術師〈マスター〉がそれぞれの召喚した英霊〈サーヴァント〉とともに、ただ1組の生き残りをかけて戦う──「聖杯戦争」。


（私はゲームをしないので詳しいことは知らないが）第5次聖杯戦争を扱ったゲーム『Fate/stay night』で断片的に語られるだけだった10年前の第4次聖杯戦争。その第4次聖杯戦争を描いた『Fate/sn』のスピン・アウト小説『Fate/Zero』が、いよいよアニメとなってお目見えする。


──第5次聖杯戦争へと連なる「始まりの場所」は、いかなる物語なのか？


実は『Fate/sn』もアニメ化、映画化されたが、今回の『Fate/Zero』は制作陣を一新。虚淵玄（うろぶち げん）の原作が監督・あおきえい、音楽・梶浦由記、制作・ufotableという布陣でアニメ化される。この、あおき＋梶浦＋ufotableは、先に奈須きのこ原作による『空（から）の境界』全7章＋終章の完全映画化で、そのクオリティの高さを世に知らしめた（あおきえいが監督したのは第1章のみだが）。こりゃ、見ないわけにはいかないなー。

というわけで、今期は『Fate/Zero』に期待。彼らの手になるZeroがどんな感じになるのか、まずは現在公開されている予告編を見てくだされ。ついでに7陣営の顔ぶれもわかる。


本編の放送開始は10／1（土）深夜。TOKYO-MXテレビ他（放送局は『Fate/Zero』公式HPを参照されたし）。第1回は1時間の拡大版なので、お間違えなきよう。