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空をみるひと

そらをみながら あるいていこう なんでもない ひとであろう …日々や旅、街や自然、季節や未来をみつめるBLOGです

マイ政治・マイ選挙2007 1 春は選挙の季節じゃない?

2007-03-30 | StayTogether共生へかえるみち
 
 
桜も咲いて。

すっかり春です。

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思えば。

冬らしい冬もほとんどなかったから。
ずいぶん早い春の訪れに戸惑ってもいた。

立春、雨水、啓蟄、春分と過ごしながら。
なんだか、寝不足なような。
目覚めの悪いような。
「春眠暁を覚えず」な日々も、例年よりだいぶ早く僕に訪れた。

なんだか調子の整わないままに。

ふきのとうが顔を出し。
梅咲き、菜の花咲き。
柳は緑、ヨモギも緑。
春の嵐もやってきて。
光のどけき日もやってきて。
そして、すっかり桜も咲いて。
木々には、芽吹き。

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で。

何だっけ?

そう。

選挙。

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クマは、冬眠から目覚めると、まず、ふきのとうを食べてまわるそうだ。
その時期の貴重な食糧だから、ってのもあるけれど。
冬に育まれた土の苦味を摂ることで、カラダとココロを目覚めさせる仕事なんだって。

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ヒトの世界でも、「春眠暁を覚えず」、なんて言う。
冬眠しないヒトも、冬から春へと旅する中で、カラダに変調が現れる。
日が長く明るくなって、暖かになって。
冬の間に縮こまったカラダが緩んでくると、だるいような、眠いような感じになる。
ココロも揺れて、頭もスッキリしないもの。
そのうち、薄桃色や黄色の花々が咲くのを眺め、芽吹きの姿や新緑を眺め。
少し薄着をしたり、少しずつ体を動かしたりするうちに。
冬から春・春から夏という季節の巡りと“わたし”とが、段々と寄り添うようになる。

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で?

なにを言いたいか、って?

そう。

選挙。

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春は、選挙に向かないよ。


特に、ちょうど今頃は。


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この季節には。

カラダとココロを目覚めさせてやるのが、一番の仕事。

それも、ゆっくりやるのが“自然”。

ヒトも動物なんだから。

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「木の芽時には、気●いが増える」

なんていう諺も、物騒に聞こえながら、実は、至極“自然”、当たり前、全うだ。

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だから。

「選挙」だなんていう、人間らしい、頭を使う仕事は。

一年のうちで一番ボンヤリする、この季節を選んで執り行うようなことじゃあないんじゃない?

一年のうちで一番「気●いが増える」ようなこの季節に、わざわざ大切な選挙を持ってくる、なんてのは、スマートじゃあないんじゃない?

どうだろう?
偏見かな?
そんなケモノみたいなのは、ヒトの中でも、僕だけだろうか?

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2007年は、選挙の年で。

「選挙」ってのは、この議会制民主主義の国と言われる巷では、実に重要、ってことになっている訳だけれど。

そんな小難しいことを言うより先に。

選挙も政治も、自然の理から離れていていいものではない。

そういう当たり前のことを。

コモン・センスを。

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しばらく、ここで政治・選挙について書いていくに当たって。

まず、最初に書きとめておきたかったのは、そういうことだ。




 < つづく … 次回は、“選挙の前に、やっておくこと”について … >





画像: ヒトもイヌも、おんなじ一日。 ネパール、バクタプルにて。

関連記事:

【シリーズ】 マイ政治・マイ選挙2007 

【アーカイヴ】 マイ選挙・マイ政治 ~ 超・政治的政治論【アーカイヴ】 『私の人生観』 小林秀雄 ~ 「美しい国、日本」とは???

政治するひと ~ 2007年は市民政治の夜明けに?それとも…?




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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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kuu (僕らはヒトは、人間である前に動物である、という常識は、どんな時にも、忘れちゃいけないね。)
2007-04-05 16:25:07
僕らはヒトは、人間である前に動物である、という常識は、どんな時にも、忘れちゃいけないね。

何事も、自然、に従いたいもの。
僕ら自身も、自然、そのものなのだから。

え?

“選挙には、政治には関係ない”って???

いやいや。

大アリだと思いますよ。

それは、追って書いていきます。

参考:

「コモン・センス」 1 ヒトは、動物である。
http://blog.goo.ne.jp/so-kuu/e/944789bd7b49ee9fb40d77e557e4e2fa
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