My life ~楽しく生きていきたい~

主人と二人暮らし。
あかちゃんを授かれる日はこないようです。

ラパロ入院記

2006-12-31 16:53:10 | 不妊

子宮内膜症・左卵巣チョコレート嚢腫・子宮腺筋症による不妊にて、とうとうラパロを受けてきました。

 

ラパロ2日前

入院。(早くから入院してもすることがないので、手術前日入院にしてもらいたかったのですが、その病院では麻酔科の診察の関係?で2日前入院がルーチン化されており素直にあきらめました。)

麻酔科の先生の問診。説明。

血栓予防の為に履く弾性ソックスのサイズ測定(ふくらはぎ周り)。

おへそのおそうじ(看護師さんが綿棒とオリーブ油でくちゅくちゅっと)。

切毛(オシモの上の方だけ自分でハサミでチョキチョキ)。

爪切り確認。

売店で腹帯(¥945)、T字帯(¥315)購入。

 

ラパロ前日

手術当日にいるもの(ネグリジェ、ナプキン、腹帯、T字帯、バスタオル、フェイスタオル、ティッシュ)、と手術翌日に着替えるためのもの(下着、パジャマ)を別々の袋に入れ分かりやすく用意しておく。

昨日おへそのおそうじ等すませているのですることなし。。。
シャワーを済ませておく。

21時 下剤(プルゼニド2錠)と眠剤(レンドルミン1錠)内服。

22時以降 絶飲食。



ラパロ当日

9時 浣腸(グリセリン浣腸60ml)

その後すぐに済ませるからとお願いしてシャワーをさっとあびる。
髪の毛は長いので邪魔にならないよう二つにくくっておく。

10時 ネームバンドを腕につけ、弾性ソックスを履き、病院の術衣に着替え点滴開始。

       



12時45分頃主人が来てくれる。


13時半 ベッドごと手術室へ

中ではクラシックらしき音楽が流れ、疲れていたのか集中するスタイルなのか先生がうずくまっていた。
麻酔科の先生が頭元にいて、酸素マスクを口の上におく。
いろいろ見てみたかったが突如記憶がなくなる。
点滴ルートからお薬投入されたのだろう。


14時半くらいに手術が終わり、主人が医師に説明を受けたらしい。

       



15時すぎ 「なによぉー、おなかいった~い!」 という思いで麻酔から目が覚め病室に戻る。


帰室時の状態は、腹帯・T字帯・ネグリジェを着用。
血栓予防の為、弾性ソックスの上から空気で加圧減圧するマッサージ機のような機械がとりつけられる。
点滴ルートの側管から筒の中に風船のようなものが入った、持続的に痛み止めが圧によって注入されるようになっている。おそらく中身は生食とフェンタネスト(痛み止め)。
バルン(おしっこの管)と酸素マスク、心電図モニター装着。

我ながら重装備だ(笑

手足が冷たかったようでお布団を追加してくれる。

お腹の傷の痛みの為、風船の痛み止めを一時的に少し多めに送り込む。

お腹の痛みもじっとしていればおさまり、手術を終えてちょっとテンションが上がっていたのか主人と話をして、記念にデジカメで写真を撮る。

  


しばらくして落ち着いているので主人は帰宅。

その後眠ったりしたかな?

そして消灯まで時間があったので持ってきていたPSPにてマンガを少し見てみる余裕あり。

酸素マスクがうっとおしくてずらしていると、看護師さんが鼻からのカニューレに変えてくれた。

消灯前に看護師さんが寝たまま水のみでうがいとあったかいタオルで顔を拭かせてくれる。
アー、ギモジイィーー
のどが渇いていたので、まだ飲めないけれどうがいは生き返るぅ~。

点滴の側管から抗生剤投与。

そして一晩寝たきり状態で過ごす。
看護師さんが頻回に血圧、体温等バイタルをとりに来てくれました。
体温は最高で37,6℃も自分では体熱感なし。
お腹の痛みは自制内。

 

術後1日目

朝、採血。
飲水可となる。

バルン抜去(一瞬だけどアイタタタターって感じ)、酸素マスクとモニター、血栓予防の足の加圧機械もはずしてもらい、看護師さんに手伝ってもらって体を蒸しタオルで拭き、着替える。
起き上がるのが傷に響いてこわかった。
あとは点滴のルートが入っているだけで歩行可となる。

だいじょうぶじゃぁ~んっ と思ったのもつかの間、動くと嘔気におそわれておとなしく臥床。

傷は4箇所。防水の絆創膏が貼られており、傷は見えない。

   (↓が頭側)


点滴の側管から抗生剤投与。

お昼3部粥からごはん開始も2割くらいしか食べられず。

食後しばらくしてから起きて動こうとすると吐き気が・・・。
ゲポッ 吐いちゃいました。

15時くらいに持続的にはいっていた筒に入った風船の痛み止めが終了。
その後動いても嘔気はおさまり、痛み止めの副作用であったと思われる。

バルン抜去後の初めての自尿。しみる感じ等はなく、普通に排尿できる。

夕方、抗生剤の点滴。
これが終わり、点滴のルートが抜去される。


夕食は5部粥。嘔気はおさまっていたけれど、半分くらい食べたかな。

咳をするのがお腹に響いてこわい。

少し歩いてみるもお腹の傷が痛くてへっぴりごし・・・。

他の患者さんもラパロを受けている方が多く、へっぴりごしな方が多い(笑



術後2日目

この日は日曜日でクリスマスイブ。
入院前から主人に約束していた通り、お見舞いにきてもらいました。

それと入院前から考えていたのですが、この病院は都心。
めずらしく都心でクリスマスイブなのだ!
主人は人ごみを嫌う人。こんな機会はめったにない。外出したい・・・・。

でも自分が想像していたよりもラパロ当日、昨日とけっこうしんどくてこんな状態で果たして人ごみをへっぴりごしで歩くことができるのだろうか・・・汗

でも昨日よりも調子はよくなっている。
ちょっと微熱と風邪ひいた感があるのはナイショ。

迷ったあげく、やっぱり外出したぁ~い♪
無理なら途中で帰ってこよう。

ということで外出許可をもらい、シャワー浴も許可がでたので朝からおそるおそるシャワーまでへっぴりごしで浴びてみた。

夕方からダーリンとおディト♪
都心のクリスマスイブということでやっぱりすごい人ごみでした・・・汗
服をちゃんと着替えてお化粧して。そうするとへっぴりしにならずに案外普通に歩けました。ただお腹だけは守って。
途中、ちょっと足が宙に浮いたようなふらつき感があったもちょっと椅子に座ると復活!
自分でもびっくりするくらい普段以上に歩きました。

行きたかった所に行けて大満足♪



術後3日目

朝、採血とエコー。

前日術後2日目で外出したと話すと他の患者さんはびっくりしてました。
気合いで出かけてきました(笑

ほんのちょっと風邪ぎみであり、この日はおとなしーくしてました。

傷は動いたら痛むけれど、じっとしていれば大丈夫。
防水の絆創膏が剥がされ、傷は縫ったりせずにテープで止めているので、そのテープだけの状態に。
  
  (↑が頭側。上のひとつはずれている所はおへそと傷)

もうこのままでシャワー浴していいそうです。
そしてそのテープが剥がれたらもう剥がれたままでよいと。

「もうこんな状態でいいんだ。はっやー」 と思いました。

シャワー浴びるのなんだかちょっと不安でしたがなんともなかったです。




術後4日目

退院

 

 

*お会計
  6泊7日大部屋(四人床)ラパロ(子宮内膜症除去術・チョコレート嚢腫摘出術)
     (3割負担で)¥146670

  同じラパロでもその病院では内容によって14万~22万くらいのようです。

 







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