PAPP GÖRGY

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パップ・ギョーリキー

ご無沙汰しておりました

2004-10-22 01:55:08 | 阪神ファンです
色々書きたいことはあったのですが、筆不精というか何というか。
で、今日も眠いので、早々に切り上げますがご容赦ください。
とりあえず、言いたかったことをざっと並べ立てておきますか。

阪神、ほんと監督変えないとどうしようもないんじゃない?
投手の継投も意味不明だし、代打の起用も意味不明。

10月半ば、神宮球場へヤクルト阪神戦(いわゆる消化試合)を観にいきました。
なんで上坂がスタメン?と思いながら、不満のまま終盤に差し掛かる。
1点負けている場面、8回表は代打野口・赤星と倒れて2死走者無し。
で、2番上坂に打順が回ってくる。
9回にはクリーンアップに打席が回ることを考えると、代打を出すのはここしかない。
普通に考えたらここで、1発もある桧山である。
監督の考えは少しおかしい、ということを考慮に入れても、代打葛城あたりだろう。
しかし結果は、上坂がそのまま打席に入り、レフトフライ。
で、桧山はというと、9回に出てきました。
いくらその日に関本が無安打だったとは言え、
五十嵐亮太相手に、関本に代えて桧山とは。
そして、上坂よりは関本に打たせたいと思うがいかがだろうか。
参考までに、今シーズンの上坂の成績:打席数23、打率.272
ついでに関本の成績:打席数413、打率.316
もういっちょ。桧山の成績:打席数513、打率.305
もう、何も言わなくてもいいでしょうか。
ちなみに伊良部は今シーズン、打席数4、打率.333、チーム内で最高打率でした。
そんな彼は
「俺の体に触れるなよ!今後、メディアたちに、未来永劫話はしない!」
とおっしゃって今日、阪神と別れた。おぉ怖い。

監督にはもう一つ不満がありまして。
開幕前から監督は、鳥谷で行く!なんてわけのわからんことを。
去年3割打って、守備も別段悪くない藤本を使わないで、なぜ鳥谷を使うの?
そもそも、鳥谷と藤本を争わせて、いい方を使う!と言っていたのを彼は忘れてしまったのでしょうか。
オープン戦でもさっぱりの鳥谷を、開幕スタメンで使ってしまいました。
がっかりしたのはそれだけではありません。
暫らく鳥谷で行ってみて、鳥谷がさっぱりダメだとなるとさっさと鳥谷を諦めて藤本を使うようになってしまいました。
監督の意図は何だったのでしょうか。
優勝チームの強みで、鳥谷を使い続ける余裕はあるのだろうと思っていました。
開幕スタメンで使ったからには、鳥谷を育て上げる!という強い意志があったに違いない、そう思ったのですが。
長嶋監督が新人の新浦を大きく育てようと、打たれても打たれても新浦を使いつづけたのとは違うのだな、と。
そしてこれでは、結果を残し、実力があるのに使われなかった藤本の悔しさはやりきれないだろう、と。
再びがっかりしてしまったのでした。

それでも監督は、鳥谷を使いたくて使いたくて仕方がないようで、
「ショートの藤本をセカンドへ、セカンドの今岡をサードへ、サードの関本をファーストへ」
というコンバート?を無理やり押し切り、シーズン中もしつこいくらい何度となく繰り返しました。
ファーストのアリアスは、そのコンバートを完成させるために来年解雇される気がしてならないのです。
451打席、.271、ホームラン25です。
死球による怪我があったので多めに見てやってください。
今の阪神ではやはり最も怖いバッターの一人ですよ。
去年の優勝の立役者ですよ。
アリアスの成績がいまいちだから来年はどうしようか、などと言う前に、考えてくださいよ。
なぜ今年アリアスの成績が下がったか。
それは、唯一英語で心置きなくおしゃべりができるオマリーがいなくなったことが大きいと思いますが、違うでしょうか。
去年、打撃不振の時にオマリー特命コーチの助言でどれだけアリアスが助けられたか。
2003年は彼の日本球界での最高の記録を残しているじゃないですか。
オマリーが打撃不振だからといって解雇していいのですか。
新しい外国人を探してきたってまたいつものように失敗してすぐに解雇してしまうのがオチかと。
それよりは、オマリーを、駐米スカウトではなく、もう一度ベンチに呼び戻した方が、よっぽど賢いと思いますが。
こんなに安定して成績を残してくれる選手を、阪神が探し出せるとは余り思いません。

ほんの一部の例しか示していませんが、こんな風に、開幕から終幕まで意味不明な采配を続けたわけです。
今年は球場で、テレビの前で、意味不明な継投策を見ながらよく叫んだものです。

「おい!ヨシボール!なんでそこでそんなピッチャーやねん!」

まずい投球をしているのに間合いを取りに行かないのを見ては叫んでいました。

「おーい!ヨシボール!なんでここで出て来ぇへんねん!」

でも、ヨシボールは悪くなかったんですね。
10月初旬、ヨシボール解雇と聞いて、不思議に思いました。
優勝した投手陣をまとめ上げたコーチをなぜ解雇するのか。
今年の投手の成績がよくないのは、ヨシボールが悪いのではなくて起用法に問題があるのでは…
それは誰しもわかっていることかと思いますが。
投手陣の惨状を、コーチのせいにして解雇してしまうなんて情けない。
岡田とヨシボールは仲が悪いのか。そう推測せざるを得ませんでした。
オリックスでも一緒に過ごして、仲がいいものと(勝手に)思ってました。
そして10月15日、各誌で取り上げられて初めて事の真相を知りました。
あぁ、かわいそうなヨシボール…

ヨシボールと同時に金森コーチも解雇となりました。
カブレラを、犬伏を、育てた金森コーチですよ。
それが伊原監督との不仲で西武から追い出されて、阪神が拾った。
ファンとすれば儲けものでしたよ。
田渕がいなくなった後の不安を埋めるに余りある人材でした。
現に、関本なんかは今年大きく成長したのではないでしょうか。
今年の打撃不振は監督の奇策に原因があると思うのですが、違うでしょうか
(赤星のバント失敗の数の多さは監督の奇策のせいではないですが)。
それなのに、打撃不振の責任を金森コーチに転嫁するとは、情けない。
阪神で選手時代を共に過ごしていたのだから仲がいいものと(勝手に)思っていましたが。
あぁ、かわいそうな宇治金時…

久万さん、来年は優勝を、なんて言ってますが、そのためにはまず監督を代える必要があると思います。
優勝時と同じ縦縞を身に纏いながら打席に立つ毎に全くの振り遅れの三振の数を重ねる晩年の岡田の姿を見て
「もう一度だけでいいから大きな当たりを…」
と必死に願った日を、
オリックスの優勝決定戦を観ようと神戸グリーンスタジアムに行った日に岡田がファースト・スタメンで湧き、さらにライトへ抜けようかという強い打球を、飛び込んで止めてアウトにするのを見て感動したあの日を、思い出すと、悲しくなります。
投手交代にグラウンドへ出てくる岡田監督、勝利監督インタビューで喋る岡田監督を見ていると、その辺のただのおっさんにしか見えません。
淋しくなるので、何とかしてください。

はい、「人の振り見て我が振りなおせ」、の諺を思い出しておきましょう。
自分も、惨めな姿を晒さぬよう、日々精進しなければ、と痛感します。
今日はこの辺で。
阪神のことだけになってしまったので、阪神のカテゴリを作ってみます。
さっさと切り上げるつもりでしたが、長々とお付き合いくださりありがとうございました。
興奮のあまり、「です・ます」と「だ」が混じっていて読みにくかったかと思いますこと、お詫び申し上げます。

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