医療法人 スマイルアート 神谷歯科

こんにちは!歯を削るのが嫌いな歯医者さんです。一生使う歯を一緒に守っていきましょう。

ビタミンB群 Part1

2017-10-12 09:19:42 | 日記
おはようございます
先週末は3連休でそば祭りもあったりで
松本城周辺やイオンモール周辺は非常に混雑していました。
道路わきで何やら看板を持っている人がいたので
よーく見てみると【イオンモール 満車 約120分待ち】と。
どこぞのテーマパークのアトラクションかのような
歩いて行ける距離に感謝です

さて、前回からの続きで【ビタミンB群】のお話。
今日は【ビタミンB1】と【ビタミンB2】についてです。

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるビタミンで、糖質を主なエネルギーとしている
脳の働きの維持に重要な役割をしています。
また、神経細胞内に存在し、神経を正常に保つ働きもしています。
現代人は食生活(甘いものの摂取や飲酒量が多い人はビタミンB1の必要量増)などによる
ビタミンB1不足が多く、慢性疲労・食欲不振・動悸・めまいのような症状を訴える人の
3割以上が潜在的ビタミンB1欠乏症とまで言われています。
ビタミンB1が欠乏すると、糖質の燃焼がうまくいかなくなって
乳酸などの疲労物質がたまり、疲れやすくなります。さらには脚気などを引き起こします。

ビタミンB2は糖質・脂質・タンパク質からのエネルギー生成に広くかかわっており
特に脂質がエネルギーに変わる時に重要な役目をしています。
成長期の子どもや、運動したり肉体労働をしてエネルギーをたくさん使う人はビタミンB2の必要量が増えます。
体内で脂肪が酸化してできる過酸化脂質は動脈硬化や老化を進めたりする有害物質なのですが
ビタミンB2はできた過酸化脂質を分解し、体の酸化防止や老化抑制に働いています。
そんなビタミンB2が不足すると、口内炎や口角炎・舌炎ができやすくなります。
目の充血、肌荒れや髪の毛の傷みにもつながります。必要量が増える成長期の子供は不足すると成長障害が起こります。

一言でビタミンB群と言ってもそれぞれに得意な分野があるんですね。
次回もお楽しみに

かけてはならないビタミンB群

2017-10-07 09:05:23 | 日記
おはようございます
本日からそば祭りが行われています。
昨日患者さんから聞くまでは、すっかり忘れていました
県内外から毎年大勢の人が集まるようで、昨日は雨で心配でしたが
今日は曇ってはいるものの、傘無しで楽しめそうですね。
歩いて行ける距離にイオンモールもありますので
この連休はにぎわいそうです

さて、今日は久々栄養のお話。「ビタミンB群」です。
群、というだけあって数種類あるのですがご存じですか?
【ビタミンB1・B2・B6・B12・ナイアシン・パントテン酸・葉酸・ビオチン】
全部で8種類あるのです。
そして、ビタミンB群はお互いに協力関係を持ちながら、様々な物質代謝に関わっています。
例えばビタミンB6はB2がないとうまく働かず、B12には葉酸がないといけません。
なのでサプリメント等で摂取する時は8種類しっかり入ってるものがお勧めです。

ビタミンB群はそれぞれに役割を持っています。
どんなことに働くのか、不足するとどのような症状が起こるのかを
次回から数回に分けてお話していきたいと思います。