23.5.25 水曜 |
2年ぶりに 宍粟市千町の 「千町ケ峰」 に登った。
天気予報では、明日以降良くない予報だったので風邪気味だったが登る事にした。
(結果、風邪が治ってしまった。(^.^))
水害で橋が流されてしまったけど、ありがたく20mほど上流に鉄筋で新しく作っていただいた。
その橋をありがたく一歩一歩踏みしめて渡り「こぶしの村」に入り、
「ひがし小屋」 を通り抜け、いよいよ大岩で荒れ果てた登山道を登り始める。
踏み跡も消えているが
ピンクのテープは しっかり 付けてあるので、見逃さない様 岩を渡り歩く。
懐かしいナイロン袋の案内を見て一安心をする。
こぶしの村を離れてから 20分程行くと、やっと幅広い登山道に出会い案内版が目に入った、
”5~10分歩くと左の尾根に取り付く” とあり、 10分歩いたら表示があった。
この、案内を見つけ、ここから登って行く。
ここからは水害の影響はなかった。
植林の暗~い道と、苔むした岩を見ながら、 夏はさぞかし涼しいだろう。
怖さが増して鈴を思いっきり鳴らしながら、 キョロキョロしても花は何もなかった。
植林を通り抜けると、足元は低い笹原になり、またアカマツののっぽな木立で気持ちがいい場所だ。
まもなく行くと「弘法の池」の表示、説明も要らない単なる沼地。 ミズバショウかわさびなどあったらいいのに、、。
この先 細い道を登ってゆくと、アセビが密集してくる。ピンクの花や白の花を徐々に咲かせてきた。
山道をクネクネしながら、アセビ林を抜け やっと山頂に着いた。およそ2時間だ。
今日は天気がいいので遠くまで見えた。
プレートの北方面には氷ノ山と藤無山が。 反対側にはより視界が広がって七種山、夜鷹山、暁晴山が。
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昼を少し食べ、景色に満喫して下山にかかった。
今日の下山道は、山仲間yamayaさんが登りに使った旧ルートを下山コースとした。
登ってきた道より少し北向きに方向を変え、鹿か人間か分からないがかすかな踏み跡をたどった。
道は決してない。 すぐに見下ろす風景には、三室山や氷ノ山が。
新緑の自然林のなか、全く踏まれていないところをアセビが多いい足元の 隙間を選びながら、
鹿になったような、、、。 尾根をはずさないように下って行く。やがて植林の中に入って行き
しばらくすると、民家の裏の墓場に下りた。 ここの鹿柵を開け川沿いの旧登山口に降りた。
丁度そこにご婦人に出会ったので、話を聞くとあまり登る人はないそうだ、たまに見る人はどうやら
林業の人のようだ、下山途中には、広く伐採地があった。
この草木川の「宝殿橋」をわたり、300m駐車地に付いた。
好きなひとつの山野草の「ハルジオン」が咲いていたので、カメラに収めた。
ハルジオンの解説をすると ; 北アメリカが原産地で大正時代に輸入されて、全国に広まった。
輸入時は観賞用だったのに。
花言葉は 「追想の愛」 追想とは過去を思い出して偲ぶこと。 奥ゆかしいね~。
地図です。 (ここをクリック)
今日の総距離。総時間は 5.8 Km 3時間 50分 でした。