Sliding Cafeマスターのブログ

次曲のミックス

ロックバラード楽曲のマスタリングも完了し、ネットでオンライン納品。依頼主さんからはアレンジの方向性から全てお任せだったので、歌詞とコード進行から導き出される雰囲気を元にアレンジしてみました。今回のアレンジは先日このブログで紹介した「青い影」系のアレンジにしてみました(決してパクりではない)。依頼主さんに気に入っていただけると良いのですが。

そして、今日は早速別の依頼主さんの楽曲のミックスを行い、納品。こちらは激し目のロック。ドラムがリハーサルスタジオでの録音のようで、音質がかなり厳しく、どう調整しても良いサウンドになりません。ドラムを良い音で録音することはとても難しく、響きの良いスタジオで優秀なプロのエンジニアに任せない限り、バンドメンバーのセルフレコーディングではまず無理だと思います。

ドラムの録り音が厳しい場合の対処方法として、録音した音をドラムソフト音源の音に差し替える方法を取ります。録音したドラムの音をソフト音源に差し替えるための専用ソフトもあるくらいですから、ドラムの録り音が悪くて悩むミキシングエンジニアが多いということですね。

僕が20代の頃、自分のバンドのCD録音の時にもやはりドラムの録り音が悪く、ミックス時に散々エンジニアさんが試行錯誤した末、キックの音をドラムマシンの音に差し替えている所を見てビックリしたことがあります。その当時はまだコンピュータの性能も低いのにも関わらず、ありとあらゆる技術を駆使してドラムの音を改善させようというエンジニアさんの音に対する姿勢には感動しました。

実際にドラマーが叩いて録音したドラムの音でミックスを完成させる事が理想ではありますが、良い録音環境で録音できない場合は、最初からドラムソフト音源でドラムトラックを作った方がはるかに良いサウンドになるのではないかと思います。

いずれにしても、ロックバンドはドラムサウンドで全てが決まると言っても良いです。

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