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Sliding Cafeマスターのブログ

サックスのMIDI打ち込み

今回の画像は制作中の演歌のサックスソロのMIDI打ち込みデータの一部です。DP8のMIDIイベントのグラフィカル表示画面です。上はノートデータ、下はピッチベンド、各種コントローラー情報。使用サックス音源は、Sample ModelingのThe Saxophonesです。この音源は限りなくサックス奏者の演奏に近い表現が可能な音源ですが、もちろん単純にノートデータを打ち込んだだけでは、人間らしいサックス演奏とはほど遠く、ピッチベンド、ポルタメント、モジュレーション(ヴィブラート)、ヴィブラートの深さやスピード、音量の抑揚、音色変化などの演奏表現を細かくデータ入力する必要があります。

The Saxophonesはグロウル(ダミ声のような音を出す奏法)や息の音、音のかすれ具合を表現できたり、柔らかい音から張りのある艶やかな音までの音色変化など、サックス演奏表現に関するありとあらゆる情報の多くをMIDIコントロールナンバーで制御できます。こういった細かい演奏表現をMIDIデータとして細かく入力して初めて一流のサックス奏者のような演奏をMIDI打ち込みで表現できるのですね。とても根気の入る作業です。

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