Sliding Cafeマスターのブログ

ドゥードゥル・タンギング

昨日の投稿のコメントで中学三年生の方からジャズ・トロンボーンのドゥードゥル・タンギングについての質問をいただきました。コメントの返事にも書いたように、中三の時点でドゥードゥル・タンギングを意識して練習したいと思うというのは凄いですね。それだけ日本でもドゥードゥル・タンギングが認知されてきたという事ですかね。ちなみに僕が中三の頃は、とにかく安定した太くきれいな音色を出せるようになる事を目標にして、毎日ひたすら何時間もロングトーンばかりやってましたね。自慢じゃないけど、毎朝5時に起きて、たった一人で早朝練習やってたのよ~。

近日中にドゥードゥル・タンギングの練習方法について少し詳しく投稿しようと思います。ただドゥードゥル・タンギングはジャズ・トロンボーンではとても重要な奏法ではありますが、やはりそれだけが全てでは無い訳で、基本はクラシック、ジャズ関係無くやはりまずは美しく豊かな音色を出せる事、滑らかなスラーで演奏出来る事、均質なタンギングが出来る事、ダイナミクス、抑揚、音域の拡大、音色コントロール等々、、、それら様々な奏法的、音楽的表現のほんのひとつであると認識してもらえば良いと思います。ドゥードゥル・タンギングを習得する事は重要だけれども、決してそれが全てでは無い。ちなみにアメリカの著名なジャズ・トロンボーン奏者の中にはドゥードゥル・タンギングを一切使わずにシングル・タンギングだけで(日本人が発音するシングル・タンギングとは違うと思いますが)とても滑らかな高速フレーズを演奏される方もいます。

やっぱり、文章だけで奏法云々について説明するのは難しいですね。まぁ、でもこのブログを読んだ事をきっかけに奏法的な事に関心を持ってもらえれば良いのではないかな。いずれにしても知識よりもとにかく実践あるのみ。自分自身で試行錯誤、紆余曲折しながら進んでいかなければ、習得できないものの方が多いのは確か。

月並みですが、やはり基本はロングトーン。ロングトーンを極めれば必ずその先が見えて来るよ。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

河野
ありがとうございます
本当に感謝してます。



僕もロングトーン大切にします。



音色は大事だと思います。UrbieGreenの音色好きですね。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Tbエチュード関連」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事