Sliding Cafeマスターのブログ

中国製管楽器その11(喜望峰)

喜望峰の社長さんから、セイヤーバルブのトロンボーンが入荷したという連絡を受けて、今日試奏しにいってきました。入荷したのはベルのみ銀メッキ仕様の楽器。オケのトロンボーン奏者の間で超人気のGe●●en社の代表モデル(Ed●●rdsともいえますが)の完全コピーです。

スライドも軽目で反応も良く、明るい音色でかなり良いのではないでしょうか。倍音の狂いもなく音程も良くて、とても素晴らしい楽器です。本家Ge●●en社の製品と比べてもほとんど遜色ないと思います。見た目が同じであるだけでなく、吹奏感、音色まで本家モデルに近いというのも凄いですね。これで価格が本家の半額以下、20万円をはるかに下回ります。

このセイヤーモデルかなり良かったんですが、僕の好みとしては、やはり通常のラッカー仕様で、最近の主流である主管のみゴールドブラスの組み合わせにしたいので、今度そのモデルを入れてもらうようにお願いしておきました。また交換式マウスパイプも銀製のタイプがあればいいかなといったところですね。

とはいえ今日試奏したモデルは、仕上げも丁寧だし、楽器自体の作りもとてもしっかりしているので、買ってまず間違いのない楽器だと思います。銀メッキが好みの人にはとても良いと思います。10万円台でセイヤーモデルが買えるというのは、通常まずありえませんよね。今度このメーカーにダブルセイヤーのバストロンボーンを作らせるそうで(おそらくこれもGe●●en社タイプだと思われますが)、完成が非常に楽しみです。


今日は、先日上海で開催された楽器ショーでのいろいろと珍しい楽器の写真やカタログを見せてもらいましたが、5ネックのギター(つまり5本分のギターが1つのボディーにまとまっている楽器)や8弦エレキベース他普通のメーカーではあり得ないような楽器の数々、そして有名楽器メーカーの完全コピーのオンパレード。もう無い楽器は無い(?)といえます。

毎度の事ながら中国メーカーの勢いと発想の柔軟性は凄いですね。

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