スカーレット手帖

機嫌のいい観客

ミュージカルテニスの王子様 春の大運動会2014 1:試される女たち

2014-04-30 | テニミュ
4/26、一日限りの夢の企画・テニミュ運動会2014@横浜アリーナに行ってきました。


人間、感きわまると多くを語れなくなるものだということを、昨年の武士ロックフェスティバルで実感したものですが、
今回もまさにその通りのことが起こりました。

イップスで金縛りさ。五感を最大級に奮い立たせて堪能した後、すべての感覚を奪われて放心。

なんせ王子様神の子キング天才鉄人マスター絶頂野性児二翼ペテン師紳士
曲者ラッキー野郎不良地味’S浪速のスピードスターお坊さん下剋上マムシ4つの肺を持つ男
ダーネダビデデータマンデビル無駄に男前心を閉ざす男アクロバティックと(多すぎるので以下30名ほど略)
あとコケシ顧問お父さんも登場。
とにかくミュージカルテニスの王子様2ndシーズンのほぼ全員が大集合なんだよ!!!
総勢64名!! 4年の歴史が圧縮された奇跡の2.5次元空間!!

しかも本公演はストーリーに基づいているからともかく、この運動会に原作はない。
テニスにシナリオなんかないように、運動会にも脚本は(ある程度しか)ない!!
ドリームライブは公演から切り取ったものとして位置付けられるとしても、
この運動会は、2.5次元にしかない、完全オリジナルだ。
つまりこれ!全 力 二 次 創 作 !
キャストと客と運営が、「もしもテニスの王子様の人たちが運動会をやったら」という
壮大なドリフのコントのようなことをやるために、GWの週末の横浜アリーナおさえました!!
マーベラス!
ジーニアス!!

なにその発想!!!
この空間のクリエイティビティ、∞!!!!
12000名の想像力が産む、どこにもない仮想空間、それがテニミュ大運動会。
その中心で、女たちの空想のよりましとして働く美しい青年たち約60名。
これがイップス以外の何になりましょう。という感じです。失神するよ。
テニミュ運動会って2012年が初開催だったんだけど、逆にその時ハマってなくて良かったと思う。
なんか、今で良かったと思う。(DVDは持ってる)
この枠組み思いついた人天才すぎて、その域まで達せなくて泣いてる自分が容易に想像できるから。
(もちろんここへのツッコミは「そんなテニスだからテメーは手塚の域に達せねーんだよ」CV跡部様でお願いします)

いろいろと感慨深いので、頭から思い出して書いてみようと思う。


【1】企画判明~チケットを取る

これ、概要が発表されたのはいつだったかな。四天の凱旋の頃だったか。
今年もドリライなのかな~ と思っていたらまさかの運動会!
去年、自分の結婚式と新婚旅行で泣く泣くあきらめたテニスのGWイベント、これは行くしかない!
との意気込みも含めて、TSC会員になって待機。

今回は1日2公演限りしかない興行、しかもこれだけメンバー揃う(=各校キャストのファンが座席を狙うことになる)
+もう多分この規模での揃い方は2ndシーズンキャストではないだろう ということで
チケット争奪戦も過酷を極めたように思われます。
(というのも、私はあくまでチケ取りはアマチュアスタイルで、譲渡とかには手を出さないタチなので。
 たぶんうまいことやったら入手できたかも)

そんなこんなでマチソワの夢やぶれつつも、跡部役青木くんが参加できて全員そろう夜の部のチケットが取れたので、
あとは物販にいかに望みをかけるかというところで、事前に作戦を練りました。
なんかもうこのリスト見てたら全部買わなければいけないような強迫観念に襲われる。
とりあえず、本番(17時~)の体力温存と物販の両立が図れるラインを考えて
朝10時に現地集合ということで予定を立てる。 

ちなみに今回の同行者は、私がじわじわ2年かけてテニミュの沼に突き落とした同僚です。
立海LVで、タオル握りしめて嗚咽する私を横目に鼻で笑っていたこの人も、ベタに氷帝戦でハマり、
今や早朝の新幹線で新横浜に突撃してくる、ただのテニス奴隷(テニスのとりこ♪)になり下がりました。
(彼女のクレイジーな感想はこちら


【2】第1種目「物販」

10時とはいいつつも、9時半売り出し開始だから、気持ち早めに行っていた方がいいんじゃないか…と思い、
出発を早めてみた。
ふだんの会社に行くよりも全然早いタイミングで朝スパッと覚醒し、黙々と支度。会場に向かう。
横浜線のあたりから、どう見ても第1種目参加者だな、という女子の数が増えてくる。
新横浜の駅に着き、長丁場に備えてトイレに行こうとするも、すでにトイレが行列。時間を喰う。
でも行っておいてよかった。
なんせここから、約2時間半並んだのだから。

並んだねぇ、2時間。
物販列、最後尾に並ぶじゃないですか。途中で階段登るんだけど、下りるんですよ。そのまま会場のまわり半周するのですよ。
そんでまた階段登るの。この、どこまで捧げられるか試されてる感じ…!
正直、これは一人では耐えきれなかったと思う。周り全員猛者だし。
イケメンハマりヒストリーや、ここにいる女たちが千人針をやったら日本は戦争に勝てるのではないか、
この並んでいる人たちのなかにまた素晴らしいレポートを絵や文章で書いてくれる人がいるんだ、なんて尊いんだ……など、
同僚と楽しく喋ってるうちに2.5時間は過ぎた。

そしていよいよ物販入口に差し掛かった。
2人で並んでいてずっと喋っていたため、幸か不幸か物販の残りに関するtwitterなどはチェックしていなかった我々。
どの学校を買おうかな、全部買ったらしばらく断食… などとかわいらしい妄想をしていたのは何も知らなかったから。
「もう、できるだけ買うわ」と宣言した私は財布片手に入口横のパネルを見た瞬間、驚愕。

ひいい~~~~~
ほぼ全部売り切れ~~~~~~\(^o^)/
各校の写真販売ブースもう店じまいしてるう~~~~~~\(^o^)/
オワタ~~~~~~~~~~~\(^o^)/\(^o^)/


ネット見たら、この阿鼻叫喚がまとめサイトにあげられてて笑った。


準備しとけよバカヤロウ!!

結局、Tシャツとタオル(場内でも買えるやつね。並んだ意味なし)と、
なぜか残っていた立海の真田・仁王・柳生の写真を買い、
あたかも立海クラスタの人のような風情を出しつつ、我々の第1種目終了となりました。

ほんと、写真通販しなよ\(^o^)/


ホンマに買ったモン勝ちやな!しょーもない!!
つづく!!

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