アウトロー

原題はJack Reacher。（←主人公の名前）

まず最初に言いたいのは、「アウトロー」という邦題と、
「その男、行き着く先に事件あり」というキャッチコピーは、かなり観客を
ミスリードしているということ！

僕は観ると決めた映画はなるべく宣伝や予告を見ないようにしているのだけど、
それでも法律なんて関係ねー的なならず者のトム・クルーズが色々やらかすん
だろうなーみたいな印象を受ける程度の情報は入っていて、そんな先入観を
持って観ると
「およよ、あれあれあれ・・・（？）」
と戸惑ってしまったわけですよ。

オープニングがすごく良くて、これからどんな展開になるんだろ？
トム・クルーズはどこで出てくるんだろ？と期待を煽るだけに、トム・クルーズ
が出てきた後、段々と「およよ（？）」と感じながらストーリーを追って行くの
がなんか集中しずらい。

で、作品自体はまぁまぁ面白かったかなー。
トム・クルーズももう50才だからね。
30代位のアクションバリバリの役よりも、この作品のような元エリート軍人で
本気出したら強い人、たまにアクションシーン有り、みたいな役の方が合ってるかも。

というわけで結論、この映画を観る時は邦題含め余計な先入観ナシで観るべし！

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	アウトロー 上 (講談社文庫)
	小林 宏明
	講談社

	アウトロー 下 (講談社文庫)
	小林 宏明
	講談社