BB Staff Diary

余生といいながら余生でない?でも、確かに情報に疎くなってます。でも…哀しいかな…まだスケヲタです

ショパンコンクール入賞者Gala

2011年01月23日 17時00分54秒 | CROSS

東京の第一回目の公演に行ってきました。

チケットを取るときに、なんか随分と焦ってしまって、前方、ステージの右よりの席をポチってしまい、あーしまった(^-^;!!!だったのですが、やはり、Bunka村で何かを見るときは、10列目以降の方が見やすいですな。
しかし、演奏時、悦に入ったピアニスト達の首は伸びる…伸びる伸びる…1番手の19歳、ダニール・トリフォノフ君の繊細そうなご容姿が時たま、視界に入り、うーーんかわいらしいっすね(^-^;

ところで、今回は4位のブルガリアの人が来ておらず、2位が二人いるので5人が公演ごとにちがう曲を弾いてくれるのですが、それはショパンファン、ショパンコンクールファンにとってはたまらんでしょうな。
今回は1番手のトリフォノフ君と最後の演者の1位、ユリアンナ・アヴデーエワさんがなんと同じ曲、「ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11」を弾きました。のだめの映画を見た方ならば、のだめがミルヒーと共演してセンセーショナルデビューをかざったあの曲です。えっと…フィギュアのダンスファンの方ならば、ノバコラの99-00Seasonの中盤の曲です…っていって、通じる人いるかな?今年は、真央ちゃんがバラ1をEXでやってくれるし、ショパンコンクールのFinalの課題がこのピアノ協奏曲1番だったこともあって、CROSSとしてはとても郷愁を感じることができます。

当たり前の事ですが、同じ曲をやっても、演者によって雰囲気は随分と違います。CROSSのiPodの中に入っている「ノクターン20番」なんて、それが顕著すぎて、ちょっと笑えるくらいなんです。今回も、出だしのフォルテシモのところなんかは、さすが男性だけにトリフォノフ君の方が、こっちの体に響くような音でユリアンナさんの方が1位なのか~と思ったりしたのですが、進んでいくと、ユリアンナさんは非常に繊細。オーケストラの対話しているような感じを受けました。そして、これはCROSSならではの印象だけど、あのノバコラが使った音源?かと勘違いするような音を、さびのところで出してくれて、結構、涙ものでした。

今回のコンクールはまさにフィギュアのように、Finalだけの演奏ではなく、1次から3次までの合計点で結果がでたそうで、そうなると、ユリアンナさんのような安定した信頼できる演奏というのは強かったのだろうなと思いました。

実は、前のblogにもあげた名前でロシアの若手、ニコライ・ホジャイノフ君という人が下馬評が高く、1次はトップ通過だったらしいけど、Finalでオケとタイミングが合わないというミスをしてしまったそうです。それでも、入賞はするだろう…日本に来るだろうなと期待していたCROSSは残念だったけれど、5位のフランスのデュモンさんは、25歳の年齢制限ぎりぎりでの入賞で、次はなかっただけに嬉しかったんじゃないかな?と。それが人生ってこと???

ちなみに、ヲタさん(?)が1列目中央にいて、アンコールの時に、ピアノの形をしたなんかわからんもの(^-^;を渡していたのは、トリフォノフ君のみ。若くして、皆さん、すでに演奏活動はやっている人達だから、ヲタさんもおるんだね~

なかなか素敵なコンサートでした。(久々、大量のポーランド人=オケの人 も見たし!!!)


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