シティ・オブ・エンジェル主演 ニコラス・ケイジ （Seth）
メグ・ライアン （Maggie）
アンドレ・ブラウアー （Cassiel）
デニス・フランツ （Messinger）
コルム・フィオール （Jordan）
スタッフ
監督 ブラッド・シルバーリング
エグゼクティブプロデューサー アーノン・ミルチャン
チャールズ・ニューワース
ロバート・キャヴァロ
製作 ドーン・スティール
チャールズ・ローヴェン
脚本 ダナ・スティーヴンス
撮影 ジョン・シール
美術 リリー・キルヴァート
音楽 ガブリエル・ヤーレ
編集 リンジー・クリングマン
衣装（デザイン） シェイ・カンリフ
字幕 松浦美奈
製作年 1998年
製作国 アメリカ
ロサンジェルス。 天使のセス(ニコラス・ケイジ)は、心臓病の患者を救えずに悔やむ外科医
マギー(メグ・ライアン)を見初めて恋に落ちる。 セスは天使の掟を破って彼女の前に姿を現す。
しかし、天使のままでは彼女を本当に感じて愛することはできない。 悩むセスは、そんな
ある日、マギーの患者である中年男メッシンジャー(デニス・フランツ)と知り合う。
メッシンジャーはセスの正体を言い当てて、自分も元天使だと打ち明ける。 そして、「天使も
その気になれば人間になれる」とセスに教える。 決意したセスは永遠の命に別れを告げ
建築中のビルから身を投げ、ついに人間になった。 恋人の同僚の医師ジョーダン(コーム・
フォオレ)から求婚され心揺れながらも、セスを忘れられなかったマギーは、別荘まで尋ねてきた
セスを受け入れた。 その夜、ふたりは結ばれ、セスはマギーを通じて人間としての喜びを
知った。 だが、翌日、自転車で買い物に出たマギーは帰り道、事故に遭ってあえなく命を
落とした。 悲しみに沈むセスだが、尋ねてきた仲間の天使カシエル(アンドレ・ブラウアー)に
たとえ一夜でも人として生きられたことの幸せを語り、地上で生きて行くことを誓うのだった。
これは、当時映画館で見なかったことを後悔しました。 隠れた作品ですよね。
恋愛ものとしては限りなくシンプルで遣る瀬無くて、どこでもあるような話かもしれません。
しかし、「人間になりたくて、人間になった天使」を通して、現代社会に人間として
生きていくことの素晴らしさを感じさせられます。
当たり前の生活、朝起きて食事をしたり、日の光を浴びたり風に吹かれながら様々な事を
悩んだりして、生きる意味、生きていく幸せを噛み締める。
「生きることは素晴らしい。でも儚い。 それ故、一日一日を大事に素敵に生きていきたい。」
この映画を観て、何かを掴んでくれたら嬉しいなあ。。。
