マーサの昔話

デジカメでの景色や花、動物などの写真
海外体験談、今日の一品、糖分控えめ?なおやつ等‥‥‥

天津から北京へ

2009年06月14日 | China
 先週の続きです。

 昨晩、早く寝たので、何と3人共5時起きです。 Kさんから宿泊代を預かりました。
 友誼賓館に1泊3人トリプルで、191元(約一人64元→1900円)だった。
 設備はともかく、従業員が皆若くて、男性は皆ジャニーズ風のヘアースタイルを
していた。 中国には珍しく、笑顔の接客態度がとても可愛くて、好感がもてました。
 だが、T/Cを換金して、宿泊代を払おうとしたら、フロントでいきなり「没有!」だ。

 8時30分位に外貨兌換券が来るので、待つ様に言われる。

 復旦大学留学のKさんは、7時発の上海行きの列車に乗る為、6時前にホテルを
出ました。 前日、天津駅で切符を買っていた為、時間に間に合うようにと早くに
起きて用意をしていましたから。 Tさんと私は、12時30分発の北京行きなので
ゆっくり用意できましたが、朝食へ行こうと、ホテルのレストランに行くと8時
なのに、ドアが閉まっていて、朝抜きです。 空腹な二人は、いらいらしております。

 Tさんは、初めての中国だったので、私が半日、仕切る事になった。 ホテルの
チェックアウト、天津までのタクシーの手配、列車の乗り方、昼食の場所等・・・
 正直言って、Tさんこれから、3ヵ月北京で語学留学だと言っているが大丈夫?
って感じかな。 まあ、一人になれば、自分で全てやらなきゃ駄目なので、どうにか
なるのだろうけど ・・・・・・ 前日、天津駅でも、英語で中国人と大喧嘩して
「私、後から追いかけられて、刺されるかも知れない。」と怯えていた位ですから。

 案の定、手配したタクシーがホテル前に着いた時、昨日、天津駅で大喧嘩した
中国人がロビーで待ち伏せていて、怒りで目のつり上がったTさんに、言い寄って来て
他の客人の前で、大もめ状態に。 Tさんをタクシーに乗せない様に妨害している。
 ホテル従業員のお兄さん達が、その3人の中国人達を説得している間に
私は、未だ大声で叫んでいるTさんを、引きずる様にタクシーに押し込む。 最悪!

 Tさんは、後ろを見ながら、追ってくるかも解らないと言って、しばらく、振り
返ったまま、座っていました。 ホテル迄、追いかけて来るのも異常だし、このホテルを
知っているのもおかしい。 理由は、聞いても言わない。 前日、私とKさんが、駅で
3人分の切符を買っている間に、何かあった様だ。 二人で、Tさんの所に戻ってくると
大喧嘩している時でしたから。 これから、何も起こらなければ、いいのですが・・・

 二人で無事に、天津から北京までの列車に乗る事ができました。 所要時間2時間
210円の硬座の旅。 列車の中では、最初、船で出合った、笑顔の素敵なTさんに
戻っていて、よく、お話していました。 途中で中国の大学生二人と合い席になった時
又、Tさんが不機嫌になりかける。 話をしていたら、とてもいい情報を教えてくれたので
Tさんに 「汊語の勉強になるから、話した方がいいよ。」 と言ったら、しぶしぶ
話し始めていた。

 列車に乗る前、天津駅で1元で買ったライチのジュースの美味しかった事。
 ストローを挿して、飲むのだが中にレイシの実が1個入っているのだ。

 いよいよ、北京駅に着き、大学生は、私の20kgもあるスーツケースを持ってくれて
駅の外まで、運んでくれました。 本当に優しいので、申し訳なく思う位です。
 そこで、彼らとお別れしました。 「非常感謝!大謝謝你!再見!」

 それから、地下鉄の駅まで行き、目的地の切符を買って、乗り方を教えてから解散と
なりました。 別れる前、滞在先を聞かれたけれど、知り合いに全て手配してもらって
いるので解らないと返事をした。 正直、トラブルメーカーは、苦手なので、スルーです
 
 私は、取り合えず、崇文門にある哈徳門飯店に飛び込み、宿泊の予約をする。
「有没有房間嗎?」 「有」「一天、多少銭?」 「一百二十五元」 「貴」 「有没有
便宣房間嗎?」 「這个最便宣」 「・・・好」
 9月22日から始まるアジア大会の影響で、2年前80元→125元(3875円)に
値上がりしていた。 何と、友誼賓館の 2倍 であった。 部屋は、友誼賓館の
方が、快適だったのに。 やっぱり、首都は高いな~。 



最新の画像もっと見る