マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

LCD到着

2008-04-05 12:03:04 | LCD
注文してあったLCDが到着しました。このLCDは3.2インチTFTで解像度はQVGA(240X320)です。1.5インチのNokia 6610 LCDと並べるとこんな感じです。



このLCDは香港のTechToysから購入しました。お値段はUS $85と、ちょっと高いので悩んだのですが、次の理由から思い切って買ってしまいました。
  1. タッチパネルも付いている。
  2. 2.54ピッチのピンソケットが付いたボードになっている。
  3. 8bitバスでもつなげられるように、ラッチが載っている。
  4. (フォントとか画像を保持するためでしょうけど)32MBのフラッシュも載っている。
タッチパネルは単体でもaitendoJW-systemで買うことができますが、それなりの値段しますし、液晶と別に買うと自分で張り合わせねばならないので、最初から一緒に売ってくれると助かります。この液晶はDigiKeyやMouserでも扱っているNewhavenこの商品と良く似ていますが、サイズが大きめです。

使われているコントローラはILI9320となっています。このコントローラは、インタフェースとして8bit, 16bitでの接続だけでなく、SPIでの9bitシリアル接続もサポートすることもできるようになっているようです。しかし、液晶モジュールの中に組み込まれた状態では16bitでの接続しかサポートしない仕様になっています。TechToysのボードでは、ボード上に8ビットのラッチを用意することで、マイコンとは8bitで接続することも可能にしています。わたしとしては、やはり2.54ミリのソケットで接続できるボードになっているのがありがたいです。単体の液晶買っても、自分でフレキのソケットをハンダ付けしてボード作成できる自信が無いので。



TechToysでの買い物は今回が初めてでした。以前はOLIMEXの代理店をやっていたのですが、しばらく前に辞めてしまったようです。いまでも、在庫処分のボード安売りが続いています。注文はメールでとあるだけだったので、ちょっと不安でしたが、実際にメールを出すと30分もたたないうちに返事があり、Paypal経由での支払のためのURLが連絡されてきました。どうやら、John Leungという人が個人事業主としてやっているお店のようです。注文の受付も、発送完了の連絡もこの人がくれましたし、サンプルのソースコードを見てもこの人の名前が入っています。

TechToysのリンクで初めて知ったのですが、Microchipではグラフィックのライブラリを無料で提供しているのですね。スゴイです。PIC24使えば簡単にタッチパネル使ったアプリ組めそうではありませんか。思わずコードを拝借して使ってみたい誘惑にかられますが、やはりライセンス条件の中に「PIC以外のマイコンで使ってならない」旨がしっかりと明記されていました。わたしはマイペースで、のんびりと使い方を調べて実験を進めていこうと思います。

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