マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

FRDM-KW40Z

2016-07-18 22:48:07 | Weblog
今更ながらFRDM-KW40ZがMouserやDigikeyからも入手可能になっていることを知りました。FRDMシリーズのボードということで安価に買えるかと思ったら大間違い。200USDもするようです。FRDM-KLシリーズとは桁が違います。



この値段ならKW40Zを内蔵したHexiwearを買った方がお得ですね。ちょうどmcuoneclipseにHexiwearの記事が出ていたのでチェックしてみたら、KW40の部分のビルドにはIAR環境が必要なようで、ガッカリ。BLEだけでいいのであれば、やっぱりnRF51/nRF52の方が値段的にも開発環境的にもお手軽そうです。
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STM32F303K8

2016-07-10 00:20:47 | Weblog
秋月でSTM32F303K8が新商品として紹介されているのを見て、これまでのSTM32関連商品はボードばかりだったことに気づかされました。Nucleoボードのように安価な開発ボードが手に入るようになったので、もはやマイコンチップを買って組むよりもボード買った方が安あがりになってしまったので、これもしょうがないことなのかもしれません。ピン数の少ない32ピン程度なら、趣味で使うにも使い勝手が良いということもあっての販売開始でしょうか。しかしSTM32F303は48ピンにならないとUSBが無いという制約もあるんですよねー。

そんなことを思っていたら、STがSTM32L432の供給を開始したようで、DigikeyやMouserでも月内に出荷可能な様子です。こちらは32pinでもUSB使えるしCrystal USB対応なのが嬉しいところ。秋月さんでも売ってもらえませんでしょうかねぇ。
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MMA9555L

2016-06-28 23:58:41 | Weblog
Digikeyの新製品紹介を見ていて、今更ながらMMA955Lというセンサーがあることを知りました。

品番がMMAで始まることからもわかるように加速度センサーなのですが、データシートではIntelligent Motion Sensing Pedometerと謳われています。「なるほど、歩数計機能が追加されているんだな。」と思ってデータシートを覗いてみてびっくり。歩数の計測だけでなく、移動距離や移動速度、消費カロリーの計算、出力までやってくれる「活動量計」になっています。身長、体重、性別データをレジスタに設定しておけば、加速度センサーの出力を解析して、各活動量を算出してくるようです。解析、演算処理のために、内部にはColdFireのコアが組み込まれています。

センサーのレジスタを読みだしてLCDに表示したり、BLEで飛ばしたりするだけで、ちょっとした活動量計の出来上がりですな。今度、何か買い物する時に、ついでにポチってみようかな。うまく半田付けできるかどうか自信ないけど。
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SystemViewerでタスクの動作状況を確認する

2016-06-17 17:37:10 | Weblog
3ヶ月ほど前から使っているので、そのうちに記事にしようと思っていたのですが、ずいぶんと遅くなってしまいました。。。

ここのところ、STM32 CubeMXでコード生成させて FreeRTOSを使っているのですが、FreeRTOSの動作状況を視覚化することのできる便利なツールがSEGGERが提供しているSystemViewerです。FreeRTOSで使っている割り込みハンドラーや各タスクの動作状況を視覚化してリアルタイムで表示してくれるので、一度使い始めたらもう手放せません。なんか、見ているだけでも楽しいですし。SilverTel SLICを使ったプロジェクトをSystemViewで見てみると次のような画面が得られます。




プログラムを実行中はこの画面表示が刻々と変化して流れていくのですが、記録表示動作を止めて蓄積したデータを保存することができますので、後から動作状況をゆっくりと確認することができます。




この画面絵はTime Line表示の高さを増やして見やすくしてみました。割り込みが意図した間隔で正しく発生していることを目で見て容易に確認することができるのは嬉しいですね。これまでは、ハンドラーの中で未使用のGPIOを反転させて、その様子をオシロやロジアナを使って確認していたような作業がJTAGだけで出来てしまいます。割り込みの発生に伴って関連するタスクが実行する様子もよくわかります。電話の通話処理はDMA完了割り込みを契機としてWT32とSLICとの間で相互にデータを送りあえばいいだけなのでタスク処理もとても短くてすみます。そのため、ほとんどの時間、CPUはIdleしていることもわかります。

そんな中で、たまにしか走らないんだけど、結構処理に時間がかかっている奴がいます。




赤く表示されているPhoneTaskですが、優先度が低いので、他のタスクに割り込まれつつも3500μ秒ほど走っています。実は、このタスクはRTCからのAlarm割り込みを契機として走り始めており、1秒おきに時刻表示を更新している部分に相当します。実際にLCDに対してコマンド/データを送信している部分はSPI DMAの部分ですので、ほとんどの時間は送信すべきデータの準備に費やされていることになります。どうやら、拝借したLCDのライブラリのフォントデータ処理が遅いようです。

このようになかなか便利なSystemViewerですが、SEGGERが提供しているコードで対応しているFreeRTOSのバージョンは現在 8.2.3となっています。FreeRTOSは先日 9.0が正式にリリースされたようですが、ErichさんはすでにRTOS V9.0と、それに対応したSystemVierを組み込んだPEXコンポーネントを配布しています。SEGGERからはSystemViewerとターゲットのRTOS間で使用するAPIの仕様が開示されているので、自分の好みのRTOSやOS無しシステムにSystemViewerを適合させて利用することができるのです。こちらのRKさんは、Nordic SemiのnRF52のSoftDeviceに合わせて使ってみた結果を報告されています。

SystemViewerを使って動作状況データを取得するにはSEGGERのJ-Linkが必要ですが、ST-LinkをJ-Link化したものでも使えます。同様にFRDMのOpenSDAをJ-Link化したものでも使えるんじゃないかと思います。
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Nucleoボードのジャンパ加工

2016-05-29 18:13:21 | Weblog
仕事で使うモジュールの動作確認をするためにNucleo-F303REを使ったので、その際に必要となったジャンパの変更についてのメモ。
使う上での要求項目は次の通り。
  • ST-Link部分は、J-Linkに書き換えて使うこととし、切り離さずに使う。本体部とのUSART接続もそのまま使う。
  • クロックはNucleo本体側に実装する8MHzクリスタルを使うこととする。
  • 電源は外部から3.3Vを供給することにする。
  • USBを使いたいので、外部にミニBコネクタを追加。

必要となった作業は次の通り。
  • 外部3.3Vからの電源供給
    • SB2を外して、ボード上のレギュレータと切り離す。
    • SB12を外してST-Link部分からのNRST信号を切り離す。
    • 3.3VはCN7のPin12とPin16から供給。
  • 8MHzクリスタルの追加
    • C33とC34に20pFを実装。
    • R35とR37に0オームを実装。
    • SB50を外してST-Link部からのMCOを切り離す。
  • ミニBコネクタの追加
    • PA11(CN10 Pin 14)をUSB DMにつなぐ。
    • PA12(CN10 Pin 12)をUSB DPにつなぐ。
    • USB DPを1.5Kでプルアップする。

STM32って、USB DPのプルアップが必要なデバイスと、内蔵でレジスタで制御できるデバイスとあるんですね。

SB12は外さなくても動くんじゃないかと思っていましたが、ONになったままだとなぜかUSBがちゃんと動きませんでした。外部3.3Vを使う場合にはマニュアル(UM1724)の指示通りにSB2とSB12の両方を外す必要があるようです。
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