タイ映画 & アジアな毎日  Thai Movie & Asia Entertainment Diary

主に最新・最速タイ映画情報の掲載とアジア全般のポップカルチャーを楽しむ日々をのんびりと語る日記です。原稿依頼歓迎!

レベル・サーティーン ~ハリウッドがリメイクしタイ映画~

2007-06-08 02:56:27 | Weblog
 6月9日、シネセゾン渋谷でレイトショー

  ネタバレ厳禁!!!!!!!

 ベタなギャグを言ってる場合ではないのですが、このタイ映画、既にハリウッド・リメイクが決まっているそうです。

 タイで買ったDVDをつい夜中に見てしまったのですが、ものすごく感情をえぐられる、でも最高に面白いと思った1本です。でも、もう2度と見たくありません。先日ブロガー試写会があって、その感想がいくつかのブログに掲載されてたのですが、みんなネタバレ。お願いなので、ネタバレブログの方は、当ブログへのトラックバックをされないように、お願いします。(されたら悪いけど、非公開にします。)

 この映画で描かれているのは、先進国のどこの国で起こってもおかしくはない、半歩先の未来の出来事です。主役のベタなハーフ顔を見ても、内容を見ても、監督はタイらしさを徹底的に排除しているかのよう。だけど、隠し切れないのは、ところどころに配されているさりげないギャグ。「あ、タイ人の思考」と思ってしまいます。こんなに緊張感のある映画なのに。

 主役は、元々タイのカリスマボーカリスト。(プルーの、ノイ)狂気に追い詰められるハマリ役。また、前作「心霊写真」(原題:シャッター)の幽霊役でブレイクした女優、アチタ・シカマーナーが本作にも出演。いくつかのタイ映画で彼女の演技を見て本作と比較し、本当に演技派なのだと発見しました。

 タイ語の原題は、「13 ゲームサヨーン」(あえて訳せば、“13の恐ろしいゲーム)”実はタイでは、この「13」の前に、「12」という短編が公開されています。「13」を見てから「12」を見ると、謎解きができて面白いらしいです。日本版のDVDの特典映像につけてくれないかと思ったら、Gyaoで6月9日から公開されるそう。

 あくまでも、「13」を先に見たほうが、面白いと思います。そして、この映画を最大に楽しむコツは、事前に何もしらないこと。(だからわざと公式サイトをリンクしません。)

 ただし、R-15ですし、精神的にタフさが必要なので、それに自信があれば、ぜひチャレンジをお薦めします。あと、食前・食後は避けた方がいいです。

公開日以降に、コメント欄でネタバレ含む感想について、話しませんか?

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