5月26日タイで公開 新作タイ映画“マハーライ・ムアンレー”
(英語タイトル “The Tin Mine”) チラ・マリクン監督
タイ人が読むべき100冊の本から
見るべき100本の映画へ
2002年にデビュー作“メコンフルムーンパーティ”(原題:シップハーカム・ドゥアンシップエット)を発表し、2003年には同作品が、アジアフォーカス福岡映画祭で上映されたチラ・マリクン監督の最新作。
1949年。バンコクの大学の工学部を中退した主人公の青年は、南タイのパンガーへ向かい、そこの鉱山で働くことになる...(続きは映画で)
映画と同タイトルの原作小説があり、作者のアーチン・パンジャパン氏はタイの人間国宝作家。これまでこの私小説の映画化をなかなか誰にも承諾しなかった同氏は、チラ・マリクン監督の前作“メコンフルムーンパーティ”を見て、心を許したそう。その気持ち、分かるなあ。私小説は氏の青春だったろうから。
タイの会社のプレスシートのプロダクションノートが何と30枚もあり、それを読むと時代考証もきっちり、大道具、小道具の再現に苦労した模様。タイ映画でプロダクションノートを30枚も配布するとは、監督だけでなく製作スタッフの気合の入り方を、ひしひしと感ずる。そしてこの映画の中には、一般的なタイ人も、もしかしてよく知らないパンガーで昔あったこと、つまり歴史も見られるのだと思う。これぞ、Unseen Thailand。
チラ・マリクン監督と言えば、あの“フェーンチャン ぼくの恋人”の企画を見出したプロデューサーでもある。ちなみに“メコン...”は、その年いちばんタイ人の心を掴んだ作品で、大ヒットした。
前作“メコン...”はとても懐の深い作品だと思ってるし、もうそれだけでこの監督の次回作は、見逃したくないと思ってる。しかもポスターの写真、手書きのタイトルのタイ語の筆致の美しさ。
今すぐタイに見に行きたい1本。
“マハーライ・ムアンレー”公式サイト 予告編有り
(キャッチコピーは、ポスターのタイ語コピーの翻訳)
予告編は、このサイトが見易いです。(英語付き)
予告編
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(英語タイトル “The Tin Mine”) チラ・マリクン監督
タイ人が読むべき100冊の本から
見るべき100本の映画へ
2002年にデビュー作“メコンフルムーンパーティ”(原題:シップハーカム・ドゥアンシップエット)を発表し、2003年には同作品が、アジアフォーカス福岡映画祭で上映されたチラ・マリクン監督の最新作。
1949年。バンコクの大学の工学部を中退した主人公の青年は、南タイのパンガーへ向かい、そこの鉱山で働くことになる...(続きは映画で)
映画と同タイトルの原作小説があり、作者のアーチン・パンジャパン氏はタイの人間国宝作家。これまでこの私小説の映画化をなかなか誰にも承諾しなかった同氏は、チラ・マリクン監督の前作“メコンフルムーンパーティ”を見て、心を許したそう。その気持ち、分かるなあ。私小説は氏の青春だったろうから。
タイの会社のプレスシートのプロダクションノートが何と30枚もあり、それを読むと時代考証もきっちり、大道具、小道具の再現に苦労した模様。タイ映画でプロダクションノートを30枚も配布するとは、監督だけでなく製作スタッフの気合の入り方を、ひしひしと感ずる。そしてこの映画の中には、一般的なタイ人も、もしかしてよく知らないパンガーで昔あったこと、つまり歴史も見られるのだと思う。これぞ、Unseen Thailand。
チラ・マリクン監督と言えば、あの“フェーンチャン ぼくの恋人”の企画を見出したプロデューサーでもある。ちなみに“メコン...”は、その年いちばんタイ人の心を掴んだ作品で、大ヒットした。
前作“メコン...”はとても懐の深い作品だと思ってるし、もうそれだけでこの監督の次回作は、見逃したくないと思ってる。しかもポスターの写真、手書きのタイトルのタイ語の筆致の美しさ。
今すぐタイに見に行きたい1本。
“マハーライ・ムアンレー”公式サイト 予告編有り
(キャッチコピーは、ポスターのタイ語コピーの翻訳)
予告編は、このサイトが見易いです。(英語付き)
予告編
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