化石男のつぶやき

人生で得た技術情報、日々にマスコミ情報の感想、趣味の写真や旅の話をしてみたい。
72歳の挑戦です。

年金支給基準の改訂を考える その2

2016-11-21 | マスコミ報道
 薬局も同じような問題があります。現在の多くの薬局は、診療所や医院の専門分野
に特化した薬は何時でも在庫がありますが、他分野の薬は余程ポピュラーなもので
無ければ、在庫が無い場合が多いものです。 私も、何度か、在庫が無いので明日まで
待ってくれと言われた経験があります。すると、その日、及び次の日の昼までの薬は
使用できなくなります。 特に土曜日にぶつかると、中1日置いて月曜日の昼まで
薬は無しと言うこともありました。又、薬局は、通常、診療所の終了時間に閉めますから
遠方の診療所で見てもらった時には、自宅の近くの薬局は閉まっており、。次の日まで薬
はお預け、こんな実情を政府や有識者等は知っているのでしょうか?
 医療費の削減の対処法として、政府も有識者も 患者の負担だけしか処方箋が無い
考えれれないようですが、医者の診療報酬を考えるべきでしょう
 診療所の医者の平均所得は2000~3000千万円と報告されています。医院の医者の
報酬も日給10万円では来てがないと言う位ですから医院の医者が不足しているのは
 個人医の方が楽で実入りが良いから医院を止める医者が後を絶たない ためで、日給
10万円と言えば年収2000万円を超える分けで、それでもなり手が無い、退職し独立する。
どれだけ、個人医の収入が良いか想像できますね。 医者にそれだけの報酬が必要
でしょうか?? 余りにも診療報酬が高過ぎないでしょうか? もっとも診療報酬を決める
国会議員は、医者を怒らせると、選挙に影響するので、報酬を上げることを渋ることは
おろか、下げる等口が裂けても提案されることは無いでしょう。結局そのしわ寄せは
一般市民、低所得者や、老人に来るわけですね。
 今はやりのAIの活用する筆頭は医者の代替えではないでしょうか?医者の主な仕事は
患者の様子や、検査結果から、今までの医者の経験から推定される病名を探り出し
その病名に合った薬を出すのがほとんどの仕事ではないでしょうか。あり人が言って
居ました。医者は職人だ。と  少し前にも、AIが医者が見つけられなかった、がんの
病名を推定し、治療に結びついたと。 これからは、医者の代わりに、検査技師が必要な
検査を行い、その結果をセンターのAIに伝送する、こうすれば医者は少なくて済み、
患者は検査機関に行けばいい となればいいですね。 もっともまだしばらくは、手術等
手作業を必要とする部門の技術職は要るでしょうが・・・・・
 でも、現在進みつつある、ロボットによる手術も近い将来確立されることでしょう。
SFの世界がもうすぐそこまで来ているようです。


それにしても政府は、所得の少ない、低所得者や、給与の少ないヘルパーなどを狙い撃ち
して、高所得の医者は優遇するんでしょうか?やっぱり、議員さんは国のために働く
より、自分の権力欲に忠実になるんですね。

年金支給基準の改訂を考える

2016-11-19 | マスコミ報道

 此処数年、年金支給額の基準の改訂が矢継ぎ早に行われています。 ある面仕方
無い面もおると思っていますが、サラリーマン時代、年金額は生涯給与の平均額の
XX%を保証される~、物価の上昇分は上昇分にスライドして増額されるからと言われ
続け、それを基に老後の生活設計をしてきたものとして、政府に騙された との思いは
拭えません。
医療、介護、年金等々、福祉関係予算が年々膨れ上がっており、何とか抑える
必要があるのは理解できますが、では、他の予算はどうでしょうか? 例えば、スポーツ
、オリンピックの予算はメダルの為に400億の予算、防衛費も集団的自衛権のごり押し
で今後大幅に増えてくるでしょう、
もっとも大きなところでは、景気対策の名のもとに投入される公共事業費、これなど
投入している間は、導入金額に比例して関連企業はもうかるでしょうが、その効果は
投入している間だけ。 当たり前の事ですが、何兆円ものお金が市中に出る分けです
から、見かけ状の景気(市中でのキャシュフローの増加)は良くなるでしょうが、其れも
政府が公共事業に膨大なお金を投入しているからであり、その期間だけのものである
事は、ここ何十年の実績が示しています。
又、医療費の増加もやり玉に挙げられ、健康保険もなし崩しに自己負担を増やして
居ます。 総合病院での特別徴収(病院の裁量で金額は指定できるのも問題でしょうが)
今度は、掛かり付けの診療所以外での診療にはこれも保険外の未指定診療費用を
徴集するとか、薬局も指定薬局以外では別途未指定薬局利用料を徴収するとか
 これなど、現実の診療所の能力や薬局の実力を何も知らない有識者と称する輩の
たわごとですね。 しかも、掛かり付け医で手におえない場合、適当な診療所や医院を
紹介してもらいそこに行くことが前提ですが、これなども、医者の懐を肥やす手段になる
事は、間違いないでしょう。 現在のシステムでは、他の医者を紹介する場合、紹介状
を書いてくれますが、この書き賃も上限があるのか、医者毎に違いますね(2000~3000
円)、ここでも患者の負担は増えますね、しかもこれらは保険外
 ただ、問題はお金の負担だけでなく、病気の治療に大きな問題があることが一番の
不安材料です。すべての医者がとは言いませんが、(一部の医者かもしれませんが)
自分では病名も分からず、症状で適当な薬を処方し、患者の容体だ悪化してもがんと
して、専門医を紹介しない医者が結構いる事です。どうしょうもない状態までそのまま
とし、手遅れになって初めて専門医を紹介する等怖い医者が居ることも事実です。
政府も、有識者等が言っている事は、患者が、医者のはしごをしているのが医療費の
高騰の原因の大きな部分を占めているとの説明ですが、確かに、一部の人たちは
初めに行った医者が不安で(理由なく)、別の医者に行く、そこも不安で更に他の医者
に行く、確かに趣味の様に医者を渡り歩く患者が居る事は事実ですが、私も経験が
ありますが、医者の資質が大幅に落ちている事にも問題がありますね。特に、10数年
になりますか?インターン制度の大幅の改訂があり、インターン時代に、多くの科目を
経験することなく、一つの専門分野を決めてそれのみ実習するのが基本となって、
良く言う「専門バカ」の専門医だけになってから、医者の資質が低下しましたね。
例えば、わたしごとになりますが、私は持病で原因がいまだに特定しない、足の指先が
しびれる病気で悩んでいますが、神経内科に行って見てもらうと(4か所ほど)どこも
神経の伝播の定常検査をして「何ともありません、整形外科の問題でしょう」と言うだけ
整形外科に行くと脊髄のレントゲン検査をして「脊髄には別に問題ありません、神経
内科の問題でしょう」と突き放されるの繰り返しです。
症状から、自分の分野以外の事は考えられない、このような医者がほとんどの現状
もし、多くの方は、風邪やインフルエンザで内科に掛かる(一番多いのが内科かな?
歳を取ると、整形外科や泌尿器科等)、その患者の初めての持病となった専門医に
行くことになりますが、このような人が、他の病気になった時には、多くの人は、病気の
様子から関係する専門医の所に行きますよね。でも掛り付け医制度になると、全く
関係ない専門分野の掛かり付け医に一旦行って、そこから紹介状をもらい、専門医の
ところに行くことになりますね。患者は、2重に診療費を負担し、尚且つ、紹介状の費用
負担を強いられることになります。これって、医療費の増加に繋がりませんかね??
 診療所の医者が、昔の医者のようにある程度幅広い医療の知識を持っていれば、
掛かり付け医の制度は良いと思いますし、患者も、わざわざ、複数の診療所に行きたく
はありませんから、自然に同じ診療所に行くことになると思いますね。問題は今の
医者の教育方針や、システムの問題が解決しない限り絵に描いた餅でしょうね。