化石男のつぶやき

人生で得た技術情報、日々にマスコミ情報の感想、趣味の写真や旅の話をしてみたい。
72歳の挑戦です。

奈良の旅   薬師寺

2017-12-20 | 旅行

2日目は予定では、薬師寺から唐招提寺 少し離れた西大寺、海龍王寺、興福寺と
廻ってくるつもりで勇んで出発しました。
まず、近鉄奈良駅から、近鉄奈良線と近鉄橿原線を乗り継いで西ノ京駅まで行き
そこから目と鼻の先の薬師寺がこの日の最初のお寺です。
薬師寺は、非常にうまい工夫をして、一般から資金を集め、営々と建物の改修をしてきた
ので、創建当時を思わせる華麗な色彩で法隆寺とは全く違った趣でした。


       薬師寺境内図

西ノ京駅から行くと、北門から入ることに成ります。北門から入るとすぐ左手に聚寶館が
ありそこで香りの文化展が行われており、古の香の文化に接することができます。
聚寶館を出ると東僧坊と最近改修がすんだ食堂がありここには田渕俊夫画伯により
描かれた食堂ご本尊「阿弥陀三尊浄土図」を中心に、全長約50メートルにわたる
壁画「仏教伝来の道と薬師寺」があり、中々見ごたえがありました。


          大講堂側面より

食堂を出ると、目の前に大講堂が立ちふさがります。この大講堂には、阿弥陀様や
釈迦十大弟子等の仏像が立ち並んでいます。又、この講堂の中では絵葉書を初めと
したお土産物屋、御朱印も行っています。
そこを出て右手に西塔の五重塔がそびえています、  本来なら、左手には対になる
東塔の五重塔が見えるはずですが、現在解体修復中で残念ながらみる事は出来ませんでした
やはり、五重塔は仏舎利が収められており、高さも際立っており、その均整のとれた
たたずまいは圧倒するものがあります。


        五重塔西塔

五重塔を見終わりすぐ隣に金堂が堂々とした姿で立っています。 この御堂も約40年
前に再建されたものだそうで見た目は4層からなっていますが、実際の構造はどう
なっているのでしょうか。  堂内には薬師観音三尊が安置されており、思わず見とれて


            金堂

しまいます。 これで一応境内の北方にある白鳳伽藍の拝観場所は終わりで、この後
更に北の方に玄装三蔵院伽藍が有りここも秋の特別拝観の時期に上手くぶつかったので
拝観することができました。 薬師寺の拝観が終ったのは12時を大分過ぎていましたし
歩きと、拝観疲れで、すぐ隣の唐招提寺までの道筋にあった蕎麦屋に入って休憩と
お昼にしました。


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