ケロの与太

「全力で与太話」
読んだら忘れてください(” ̄▽ ̄)ゞ  

親を老人ホームに預けて手に入れた時間で、代わりにしておくべきこと。

2017年04月22日 | ゆめゆめ笑うなゆく道だ(義母と施設と)
         




         




         




別養護老人ホームでの暮らしは
私には天国のようですが、義母には同じなのでしょう。
「帰るって・・・どこに帰るんや?」
「どこて・・ようわからんのやけどな・・。」
夫は、子供の気安さか男性の無頓着なのか
いとも簡単に聞き返して、義母が答えられないことで話を終わりに出来るのですが、
私にはそれが出来ません。
誘拐犯が誘拐した子供に「帰りたい」と懇願されている
そんな罪悪感でのらりくらり
気分を反らせてごまかすのです。

それまでいた介護付き有料老人ホームは、企業が手放した独身寮を居抜きで老人施設に仕立てたものだったので
精一杯の工夫が施されてはありましたが、何かと手狭でその付け焼き刃感は否めず
「ご利用者様、ご入居者様」と声をかけてくださっては気持ちの良い挨拶に努め理解に努め
私達家族や義母に対して、常に失礼のないように振る舞ってくださっていた従業員の方々の向こうに
なんとなくのブラックな職場環境がすけて見えるような
そんな淀みがあったのですが。
転居した特養には
最初から老人介護施設として設計された、木調の、たっぷりとしたゆとりある空間と採光
ゆとりある人員配置、その体力が感じられました。


なのに半額!

夢のようです・・・(” ̄ー ̄)ゞ
病気しないで暮らして欲しいです。※万一ガンなど入院治療の必要な病気を発症した場合は、退去しなければなりません←だからかい!( ̄▽ ̄:)ゞ


日会いに行ったら、義母は共用のトイレで排泄介助を受けていました。
汗だくのヘルパーさんが、
「お義母さんは頑張ればトイレで排泄できるので、頑張ってもらいました!」
とニコニコ笑顔で報告してくださって、
わたしはびっくりしてひれ伏さんばかりにお礼を言いました。
半年前の入院時にすでに排泄全介助(24時間オムツ装着)と判断されている義母の
僅かに残って見えるそのポテンシャルを潰さずに、
自らの広背筋と脊柱起立筋に鞭打って、全力で維持させてくださろうとしているその姿勢には
感謝しかありません。
もう、「慈愛の使徒」とでも呼ばせていただきたい。  ( ̄一 ̄”)


そうしてトイレでの排泄を終えた義母との会話は
普段の会話とは全く違うのです。

毎回、おやつに大好物のおまんじゅうを必ず2つ
用意していくのですが
「2つあるわ、半分こしようか。食べる?」
そこには相手を想う優しい義母がいました。
懐かしさから涙がでそうでした   ←実際は出てないですが(” ̄▽ ̄)ゞ

去年娘と尋ねたあの一人暮らしの義母の夏
持って行ったお菓子を分けようともせず
汗水たらして部屋に入ってきた私たちにむとんちゃくで
娘の気配など感じてもいないかのように振る舞ったあの義母の違和感は
間違いなく認知症によるものだったと今ならわかります。


頬を紅潮させ一仕事終えた義母は
全く違っていて。

生き返ってる。
蘇っているのです。


私は確信します。

きっと
ヘルパーさんの排泄介助で
スクワットを二回したからだと。



身体の中で大腿が一番大きな筋肉であり
ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれているのはもう周知のことですが
コレらが本気で機能しなくなった時は頭の血流もきっと滞る。(ハズ)
湯船で頭皮をマッサージした時、感覚を研ぎ澄ますと、足の血流が勝手に増しているのがわかります。
私自身、冬季鬱でやばくなると、気力が尽きる前に頑張って筋トレに努めます。
間違いなく、
脳と脚はつはとてつもなく密接な関係にある!


巷で言われていることは本当だと
実感でわかる。


義母を大阪から呼び寄せて横流しするかのように施設に送ったことに関しては
もう、罪悪感を持たないと決めました。
当面のお金が払えてプロに頼めるなら、
さして愛情のない嫁が恨みや愚痴にまみれながらこねくり回すより絶対に良い。
大切なのは、
そうすることで得られた時間でしておくべきは
 蓄財










(ちょきん)
\( ̄▽ ̄”)






30歳を過ぎたら、年に1%筋肉が減っていくのだそうです。
増やす努力をしないと、減り続ける
年をとると「代謝が落ちて」痩せにくくなる。
とよく言いますが
何故「筋肉量が落ちて」、ともっとわかりやすく言わないのか不思議に思います。
脂肪を代謝するのは筋肉なので、
ランやウォークやスポーツなどの有酸素運動で消費する前段階として、その代謝器官である筋肉を獲得しておくのが手順。
筋肉が無いままに運動をしてヒザや腰を傷め、以降その痛みで動かせないようにしてしまっては、
運動不足が招く恐ろしい負のスパイラルが始まってしまう。
もっと言えば
慢性となった体の痛みの半分くらいは
筋トレで改善する。


私が筋トレに誘うと
スポーツをしていたから、仕事で歩いているから、
ウォーキングをしているから、走ってるから、
筋トレまでは大丈夫!という方がおられるのですが

筋トレとそれらは違う。のです
多分。\( ̄▽ ̄”)

という訳で私は
蓄財のための仕事は増やしてないのですが
貯筋のために火曜のヨガの教室に筋トレ講座を増やしました。

筋トレで脳にせっせと血流を送って、行きたいところにスタスタ歩いて行ける
自分のことは自分で出来る。
これまでの記憶をいつまでも好きなときに思い出す。


そういう自分を保って


子供にできるだけ
迷惑をかけない。


そうあれたらいいなと思うのです。


先のことはわかりませんが。


今日はそんな話   ~( ̄ー ̄)ノシ












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