路地裏シルベットのアンオフィシャルblog

革ジャン職人の仕事と生態。 公式ブログでは書けないハピネス&マッドネスをお届けします。

俺にパンツを見せてくれ!

2017-10-21 11:58:57 | 日常
先週
店舗の電動シャッターが壊れたのである。

電動シャッターの修理など相場が読めないのである。

友人や家族は50マン100マンとか脅すのである。

ネットで調べると震えた。
しかし金払えばなんとかなる事なのなら、また死ぬ気で働きゃいいので

意を決しシャッタ屋さんに見積もりに来てもらい、
翌日Faxが唸りだした!

出口を覗き込む。
¥160,000!と見える。
オウ、ポカホンタス…>_<…
そして僕は途方にくれる。



銀行に行き修理に備えた。
しかし俺はシャッター職人さんの下半身に釘付けだ!

178センチ85〜87キロ
この背筋はやっかいだ。
職業柄ほぼsizeは合っているはずである。

年の頃は32、3といったところか、
お子さんはきっとかわいい女の子さ。

しかし俺は彼の耳がソフト餃子なのを見逃さなかった!
元ラガーマンかレスリングに違いない。
強豪校ならフランカーかフッカー
それ以外ならNo8だろう
動きの重心が低い。

短く刈り込まれた茶髪
スニーカー
とにかくセンス良くまとまっている。

30分程で修理は終わった。
営業さんから請求書を渡され、振込でお願いしますと。
ああ、まかせとけ覚悟はできている!
心の中でそう呟いた。

脚立を担ぎ帰ろうとするシャッター職人さんに向かって、ずっと我慢していた言葉をかすれるように投げかけた。

「パンツを見せてください!」

「マジすか、今すか!」
赤面する彼。

そっと彼の背後に回り、尻ポケのタグを確認した。
そう、
彼が履いていたカーゴパンツがとにかくカッコ良かったのだ。

「コレ、ナフコ※で3,000円っすよ!」

俺は来週ナフコに行くだろう。
しかしでかい出費やな〜と請求書を見る。

¥16,000 ‼︎

一桁間違えていた。
ありがとうシャッターの神様。

※ナフコ
九州で最強クラスを誇るホームセンター
品揃えもさる事ながら、
レジのおばちゃんのキャラも最強クラスを揃えている。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。