時は過ぎた
木霊する叫び声
逃げ惑う人々
逃げ場所なんか何処にもないのに
僕は 君の手を取って
何処までも 駆け抜けて往った
君は不安そうに僕の後ろを走る
空に閃光が走り
暗黒が満ち
鳥が堕ち
僕達の立っている場所に赤黒い亀裂が走る
僕らが何をした?
世界が僕らを憎んでいる
終わりを望んでいる
終わりがきた?
もう 限界だ
泣き出した君
安心させる術はなくて
せめてもの抱擁で
最期の体温を感じ取って
周りの悲鳴も気にせず
安らかに その時を待つ
夢だったらいい
このまま瞼が降りて
また開けた時には
いつもの世界が
やがて途切れる
僕の心臓 呼吸 体温
君の温もりが
ひび割れた空へと
還っていく
木霊する叫び声
逃げ惑う人々
逃げ場所なんか何処にもないのに
僕は 君の手を取って
何処までも 駆け抜けて往った
君は不安そうに僕の後ろを走る
空に閃光が走り
暗黒が満ち
鳥が堕ち
僕達の立っている場所に赤黒い亀裂が走る
僕らが何をした?
世界が僕らを憎んでいる
終わりを望んでいる
終わりがきた?
もう 限界だ
泣き出した君
安心させる術はなくて
せめてもの抱擁で
最期の体温を感じ取って
周りの悲鳴も気にせず
安らかに その時を待つ
夢だったらいい
このまま瞼が降りて
また開けた時には
いつもの世界が
やがて途切れる
僕の心臓 呼吸 体温
君の温もりが
ひび割れた空へと
還っていく